
エアコンをつけたので、お金が減りました。
こんなんだけど、確実に楽しい
なぜか今、楽しくてしようがない。
「仕事は順風満帆、設けはガッポリ」
「次から次へと仕事が舞いこみ、嬉しい悲鳴を上げている」
というわけでは決してない。
起業したてにありがちな、赤字の連続。
仕事の数はポツリポツリ。
だけど今のところ夫婦ふたりきりでやっているので、これでもまぁなんとかやっていける。
前職にいるときに比べると、収入は確実に減った。
貯金も減った。
それなのになぜか今、楽しくてしょうがない。
きっと、自分でできるだけのものしか持っていないからだ。
身の丈に合わないなにか、手に負えない大きなもの。そんなものを抱えていないからだ。
目の前の急ぎごとと、見当もつかない将来
そういえば、いろんなものを抱えていた。
いつの間にか把握しきれないほど増えた、大量の業務。
コントロールできない大勢の他人。
段取りを無視して割り込んでくる、緊急で急ぎのもの。
将来のことなんて見当もつかなくて、わからなかった。
わかるのは、子どもらが大きくなっていくということぐらい。
今後5年間の経営計画なんて、どうやったらわかるんだろ?
目標ってどうやって設定するの?
これまでの5年と同じ角度で変化していく、というのが妥当な答え?
いらないものを捨てる

いらないものは捨てて、いざ出口へ。
だからリセットした。
身の回りを整理した。
本当にやりたいことをハッキリさせた。
自分の心の声に耳を澄ますようにした。
そして、自分に合わないと思うものを切り捨ててきた。
「切り捨てるだなんて、無責任だ」と責められもしたが、なぜ自分を削ってまで他人の面倒を見なきゃならないのだ。
自分優先のやりかたに負い目を感じたときもあった。「自分優先=ワガママ」なのかもしれないという気がして。
だけど、自分を大切にあつかった結果がどうなるのかを目の当りにして、そんな負い目など感じる必要はないということが分かった。
捨てたらこうなった
今はどうだ。
明日のこと、来週のこと、来月のこと、来年のこと。そして5年後、10年後。
どうしたいのか。どうなりたいのか。そのためにはどうすればいいのか。
ちゃんと見える。
だから今、楽しくってしょうがない。
やりたいことがどんどんあふれてくる。
今日はなにをしようかな。
新しい出会い、新しいアイディア、新しい仲間。
自分に合わないものを切り捨てたその隙間に、新しいオモシロイことがどんどん入ってくる。
毎日毎日、楽しくてしょうがない。

どこにだって行ける。自由だから。