ずいぶんと早くから予定していた年末の帰省を、世間の状況を鑑みてやむなくキャンセルした。
それでもやはり旅行気分を味わいたい。
というわけで急きょお正月の宿泊先を探したが、ときは師走の後半。条件の合う宿など空いていない。
もういっそ、30・31日の2泊でもよくない?

うむ。なんの問題もない。
海岸沿いのホテルで大晦日を迎える。
いつもと同じ時間に起きて、いつもと同じように自分の目的を振り返り、一日の計画を立てる。
そうこうするうち、海の向こうに今年最後の日の出が見え始める。
大晦日に日の出を拝む。

なんの問題もない。
帰宅する途中で注文していたおせちを受け取る。
いまからあれこれ作るより、今夜はこれを食べればいいのでは?
これまた、なんの問題もない。
去年から始めた、お年玉つかみ取りイベント。
年末の込み合うATMで棒金を両替して、準備は万端。
待ちきれない子どもたちにせがまれて、大晦日だが開催する。
なんの問題もない。

醜い利権争いが勃発しそうなギリギリを、全員の前向きな姿勢でなんとか回避(冷汗
元旦。
今日もいつもの時間に起床し、いつもと同じ作業をする。
子どもズを誘って初の出を見に海辺まで行ったが、雲に紛れてなかなか出てこない。
なんの問題もない。むしろ、きのうのうちに立派な日の出を拝んどいてよかったというものだ。
用事を済ませて帰宅すると小腹がすいている。
大晦日におせちを食べたので、年越しそばが残っている。
ちょうどいいじゃないか。なんの問題もない。
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