これまでのあらすじ
もう何年も前になるが、大分県由布市の消防署跡を自社ビルに改造したいとふれ回っていた時期があった。
手ごろな中古物件だったので、消火器ブッ放しとか避難はしご体験とかスプリンクラーシャワーとか、おいそれとはできない消防訓練メニューをやれる場所にしたかったのだ。
そんな手ごろな物件がいつまでも空きのわけがなく、現在はまったく畑違いの業種で活用されている。
いまだ衰えぬ自社ビルへの想い
さて。
手ごろな中古物件がないなら、新規物件をつくればいい。
次の野望は自社ビル竣工だ。
イメージはだいたいこんな感じ。
鉄骨の四角い、ザ・事務所ビル。

よくある事務所ビル
もちろんこのままのわけがない。
出入口のドア周りに緑色のペイントを施す。

(計画図)
こうしたい
ハイ、もうおわかりですね。

(完成イメージ)
イグジットにご来訪の折りには、ぜびこの顔ハメならぬ全身ハメをお試しいただきたい。
私も、毎朝の出社の際にはここでポーズをキメるのを日課にしよう。いっそイグジットの社員全員に義務づけしてもいい。
この全身ハメはいつしか口コミで拡散され、地域の新たな映えスポットとなり、用もないのに来客が殺到するに違いない。
チャレンジしたい人へ
言っとくが、非常口のアレは意外と難しい。
足を斜め前に出し、なおかつもう片方の足をうしろに蹴り上げるのは至難の業である。