前回までのあらすじ
赤いご縁を悪用して、コカ・コーラの自販機で消火器を勝手に売ってしまった。
購入の様子
こんなコメントをいただいた。
出てくる音がすごそう∑(°∀° )
— kooki (@kooki83464010) January 29, 2021
ガッ!ゴン!どすん!
— 強く押すメガネの人 (@ne_dsk) January 29, 2021
消火器は缶飲料よりも大型で、重さも5kgぐらいある。
それが出てくるとなるとけっこうな音がするに違いない。
もっとヤバいこと
音がするのはいいけど、出てくる途中で黄色の安全ピンが外れたり、ましてやレバーが動いたりしたらさあ大変。
特に、加圧式を選んだときがさあ大変。
一度出始めたら、中身が出尽くすまで止まらないのが加圧式。
商品取り出し口からピンクの消火薬剤がモウモウと吐き出されるに違いない。
これは余談だが、倒すと出るタイプの消火器なんか絶対に売れない。
商品がそっと排出されるシステム
消火器は、曲がりなりにも圧力ボンベ。
ガッコーン!なんて投げ出していいわけがない。
商品の排出はもっとソフトな仕組みにしなければならない。
あるぞ、あるぞ。
壊れものをそっと下に降ろす仕組み。
われわれの業界でおなじみのアレを使えばいいじゃないの。
自販機の中にこれ↑を取り付ければいい。
そうすれば、消火器はスルスル~っと購入者の手元に届く。
すでにあるものを使って新しいものをつくる。
なんて合理的なんだろう。
問題は、自販機のサイズである。
ビルの3階から降りる用の避難器具を内蔵した自販機が、ちょっとしたビルと同じサイズになってしまうのは否めないだろう。