こないだ誕生日を迎えたのだが、私の誕生日に関する意識は年々薄くなっている。
薄くなっているというよりも、合理性を求めるようになっている。

子どもの誕生日は、なんとかがんばって用意している。
バースデーケーキ
誕生日のケーキと言えば、トシの数だけろうそくを立てるのがお約束。
トシを重ねた中高年はろうそくの数がハンパなくなるので、数字をかたどったろうそくに代えることもある。
誕生日のろうそくなんてほんの数十秒しか使わない。
数字タイプのろうそくなんて、1回祝ったぐらいじゃビクともしない。
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ケーキはマスト
誕生祝いを簡素化し続ける私だが、近所にケーキ屋があるせいで、ケーキだけはちゃんと用意する。
ところで。
ホールケーキを買うと「メッセージはなんて書きますか?」と聞かれるが、あれには惑わされれてばかりだ。
なんかオモシロいこと書いてお祝いの場を沸かせたいが、口頭で説明するのが気恥ずかしくてあたりさわりのない「おたんじょうびおめでとう」かなんかに落ち着いてしまう。
誕生日にピッタリのメッセージとは
しかし、今回は違った。
いつものようにショーケース越しに「メッセージはなんて書きますか?」と聞かれ、「4と6って書いてください」と言ってみた。
お店のひとは(え、そんだけ!?)というような表情を一瞬見せたが、ちゃんとリクエストを受け付けてくれた。

46歳の誕生日、おめでとう。
ケーキに乗せるメッセージプレートには、サプライズ的なフレーズやヘタにひねった一発ギャグなんか書かなくてもいいのだ。
素直に年齢を書けばいいのだ。
うん。毎年これでいこう。
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