社員教育用の書籍、入荷しました
カバチ!!! –カバチタレ!3 20
行政書士事務所を舞台に、主人公が法律の知識を駆使して依頼者に応えていくストーリー。
ほとんどの依頼者の、メンドクサイことから逃げる姿勢にいつもヒヤヒヤさせられる。あと、追い詰められて自分の損得に捕らわれる様子にも。
そんな法律シリーズの20巻がこちら。
隣からのもらい火で自宅を焼け出された依頼者。
隣人に賠償を迫るも、出火元には賠償責任がないという。
火災保険への思い込みが露呈する話だが、火事をきっかけに悪化するご近所さんとの人間関係も恐ろしい。
火災で起こる不幸は、命や財産を失うことだけではない。
しあわせアフロ田中
奇抜なアフロヘアー青年が主人公の等身大の青春ギャグマンガ。
主人公と仲間たちの「女にモテたい」衝動の泣き笑いがありのままに描かれている。
「他の誰かがなんとかするだろう」という傍観者心理が話題になったのがこちらの作品。
消防車が来ない話 ① pic.twitter.com/B9MQXpQ1sg
— のりつけ雅春。結婚アフロ田中⑨発売中 (@zenbutukawarete) February 18, 2019
作中で連呼された「誰も○○をしていないのである!」のネタはTwitterでよく使われているので見かけた人もいるだろう。
焼け落ちる家屋をたくさんの野次馬が眺めているのに誰も消防車を呼んでいないという、火事あるあるなエピソード。
これもまた火事にまつわる悲惨な出来事である。
映像資料はこちら
夢売るふたり
松たか子、阿部サダヲ主演の、夫婦と女性の生き方を描くコメディドラマ。
メインテーマの結婚詐欺に至るきっかけとして、火事のシーンは序盤にちょっとだけ出てくる。
ちょっとしかないが、うっかり失火がなぜ起こるのか、どう広がるのかの参考になる。
飲食店の防火対象物点検でよくある、火のそばの可燃物。あれがまさにこれ。
防対点検で指摘されている全飲食店にこの映画を見せたい。
なぜこれらを?
消防業界にいるとは言っても、ホントの火災には遭ったことがない。
野次馬の経験ならともかく、自分の人生に火の粉が降りかかったことなんてない。
火事の悲惨さ不幸さが心底身に染みているわけではない。
かと言って、進んで体験したいものでもない。
せめて過去の火災事例から学ぼうではないか。
ところが、身の周りのマジメな資料(防火管理者講習テキスト、資格者講習テキスト他)はまるでオモシロくない。
火事の悲惨さ不幸さを学びたいと言っておきながら「オモシロくない」とは我ながらいかがなものかと思うが、どうせならぐいぐい興味を持って取り組めるものがいい。
というわけで、火災を扱ったマンガをコレクションしている。
会社の教育資料として最適だ。
もちろんこちらも
タワーリング・インフェルノ
火事にまつわるマンガや映画など、他にもあったら教えてください。