ふだん無意識に使っている手の指。
無意識だからこそ、指の動きにはあなたの本当の姿が表れているはずだ。
本当の姿が表れるときは他にもある。
それは、せっぱ詰まっているとき、慌てたとき、窮地に立たされたときだ。
窮地に立たされるのは非常時のとき。
非常時の行動こそが、あなたのありのままの姿なのだ。
何指を使ってる?
ところで、あなたは「強く押す」を押すときにどの指を使っているだろうか。
我われの業界では、「強く押す」を押す指でその人の性格を知ることができると言われている。
面接や入社試験でおもむろに「ちょっとこれを押してみてください」なんて言われたことはないだろうか。
そう。それこそが、あなたの採用結果に深く関係しているのだ。
親指で押す人
「強く押す」を親指で押す人は、素直な性格と言われている。
表記の「強く」に精一杯応えるため、5本の指の中で一番パワーを出せる親指を選ぶ。そこが素直なのだ。
出された指示に誠実に応えようとする姿、自分の力で最大に貢献しようとする姿は高い評価を得る。
人差し指で押す人
「強く押す」を人差し指で押す人は、まだまだ伸びしろのある人。大器晩成型とも言える。
器用な人差し指を使って確実に押そうとする姿からは、要領のよさもうかがえる。
しかし全力を出し切っているかと問われれば疑問が残る。内に秘めている才能がまだまだあるはずだ。
中指で押す人

YouTubeで168万回も再生されてしまった強く押す非常ベルより。
「強く押す」を中指で押す人は要注意だ。非常事態をちょっとナメている。
中指押しは業界慣れしたころに見られる傾向で、中だるみの時期ともいえる。
こんなときこそ初心に立ち返り、しっかりと基本を見直すべきである。
薬指で押す人
「強く押す」を薬指で押す人は薬を塗ろうとしている。
非常事態に慌てすぎると、人はおかしな行動を取ってしまうことがある。
突発的な不安や恐怖に混乱し、ふだんでは考えられないような不条理なことをやらかす。これをパニックという。
イザというときに慌てないように、ふだんから非常時を想定したトレーニングを積んでおくことをオススメする。
【そんなあなたに最適なトレーニングはこちら】
小指で押す人
「強く押す」を小指で押す人は恋をしている。
人が恋する力はとても強く、たとえ非常事態であっても思わぬ力を発揮するもの。「たとえ火の中、水の中」という言葉が示すとおりだ。
また、「恋は盲目」とも言う。
なにを言っても聞いちゃいないのである。
まとめ
あなたがもし、面接や入社試験で「これを押してみてください」と「強く押す」を差し出されたときは、今日のこの話を思い返してほしい。
相手は、あなたの指を見ている。
この業界は、採用も不採用も「強く押す」指しだい。