日本では、1年間に3万8千件もの火事が起こっています。
1日あたりにすると100件です。
なんでまた1日に100件も燃えちゃってるんでしょうか。
燃えたもの
3万8千件の火事のうち、半分以上は建物です。
他には車だの山だの、船だの飛行機だのが燃えてますけど、圧倒的に多いのは建物。
雑に計算すると、2万件の建物が燃えていることになります。
そして、燃えた建物の半分以上が住宅。
お店や工場、会社なんかも燃えてますが、ダントツに多いのは家です。
仕事では気を付けてるけどプライベートになると油断しちゃう、人間のそんな気持ちが現れているようです。
再び雑に計算しますが、燃えた2万件のうち、1万件は家です。
燃える原因
火災原因のトップは、たいていいつもタバコです。
商品の値上がりや法規制のせいで、喫煙者には風当たりが強い時代になりましたが、消防業界から見てもタバコは文字通り煙たい存在なのです。
なにしろ、発生した火事の1割がタバコを原因としたものだからです。

「令和2年版 消防白書」より
3,581件をなかったことにできる
このグラフを見ると、タバコを吸う人がいなくなったらこのトップの棒グラフがサクッとなくなっちゃうんだけどな~って思います。
3,581件の火事が、なかったことになるんですよ?
すごい効果じゃないですか。
ちなみに、タバコ火災で燃えたものをお金に換算すると‥‥なんと50億円以上!
タバコは今すぐやめるべきですね。
私はタバコを吸わないから勝手なことを言いますけど(笑)