消防の色
消防と言えば赤色。
人の注意を引き、火を連想して警戒心を掻き立てるように選ばれたのがあの赤色です。
一般的に赤と呼んでいますが、厳密には朱色です。
「緊急車両のうち、消防車は朱色とすべし」という法律があります。
「赤にすべし」
消防車と同じように、消防設備も赤色です。
消火器も赤だし、強く押すボタンも赤だし、その名の通り赤色灯も赤。
消防設備も法律で「赤色にすべし」と決まっているのです。
(消防設備の場合は「赤色」とされています)
だからって、消防設備のすべてが赤色ではありませんよね?
さて、ここで問題です
次の3つのうち、赤色でなければならない消防設備はどれでしょうか?
- 強く押す
- 非常ベル
- 消火栓

赤いものは気づきやすい
赤色でなければならない消防設備。正解は、1番の強く押すです。
強く押すは正式には発信機といい、人が手動で操作して異常を知らせる信号を出す装置です。
火事のときにパッと見つけられるように、目立つ赤色にすることが決められています。
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