消火器の使い方を知っている人の5割が陥る「意外な落とし穴」

消火器の使い方

このブログをご覧のみなさんならとっくにご存じのことと思うが、消火器を使うのは実に簡単。
どの消火器でもどのメーカーでもこの3ステップで使えるように統一されている。

消火器の使い方

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あまりにも簡単すぎて、もう消防訓練で説明するのやめちゃおっかなとか思うこともある。(使い方を知らない人も一定数いるからちゃんと説明するけど)

みんなが引っかかる意外な落とし穴

ごく簡単な操作で使えるはずの消火器だが、実際にやってもらうと、みなさん意外なところでつまづいて手間取ってしまう。
いろんなところで消防訓練をやっているが、消火器を操作する半分ぐらいの人がこの落とし穴に引っかかる。

私からすると「えっ、そこ!?」みたいなポイントなのだが、これはひょっとしたらメーカーさんも気づいていない盲点なのかもしれない。
全メーカーで統一された3ステップの使用方法を根本から見直さなければならないかもしれない。

消火器を試用する人の大半が引っかかる落とし穴。
それはこの部分↓

消火器のホースを外すとこ

ホースをフックから外すとこ

ホースを外すなんて、そんなに難しいこと?
このブログを読んでいるあなたも同じように思うだろう。

しかし消防訓練で消火器を試してみると、半分ぐらいの人がこのホースをフックから外すところで手間取る。

抵抗する消火器のホース

予想外の抵抗感

ここで手間取る理由は、ホースとホースフックがくっついて外れないから。
先生のお手本を見て、それなら簡単にやれそうだ!と自分の頭の中でイメージしたのに、実際にやってみると思ったよりも力がいることに驚くのだろう。

抵抗する消火器のホース

ホースの先っちょが固定されてるだけのタイプでも、同じ抵抗が起こる。

ホースとホースフックの固着は、外に長い間ほったらかしにされていた消火器ではよくある現象だ。
しかしこれを「よくある現象」として知っているのは、6か月ごとの消防点検で消火器のホースをチェックしている点検業者だけ。
一般の人は知る由もない。
業界のあたり前は世間の非常識なのだ。

やってみるってホント大事。

「やってみる」にこだわる会社・イグジット

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