いつのまにかブランド化
その場の勢いで「強く押すメガネ」を作ったら思いがけず好評だったので、以来ずっと使い続けている。
「強く押すメガネ」押しのプロフィール写真がずいぶんと浸透してきて、もはやメガネをかけいていないと誰だかわかってもらえない状態。
嬉しいんだか悲しいんだか。まぁいいか。
みんなが喜んでくれるので、このメガネをかけてウロウロすることに抵抗がなくなった。
なんかの集まりにはメガネ持参で出向いている。
「あのメガネ、持ってきてないんですか?」と聞かれるに決まっているから。
「これ、かけてみたかったんですよー!」って言われるに決まっているから。
実物を目の前にすると、誰しも今さらながらの疑問がわくようで、いつも似たような質問を受ける。
そこで、「強く押すメガネ」に関するよくある質問をまとめてみた。
Q. 押すとどうなるんですか?
A.外れます。
Q. レンズに度は入ってるんですか?
A.入っていません。
これはあくまでも非常ボタン保護プレート。レンズではない。
本来ならば消防設備士の工具箱に入っているべきものだから、度など入っていない。
従って、近視の私にとって、「強く押すメガネ」を使うときにはコンタクトレンズが欠かせない。
Q. 「強く押す」って書いてあるのはジャマじゃないんですか?
A.ジャマです。
視界を遮る位置にある「強く押す」の文字。
「強く押すメガネ」をかけているときはずっと、この黄色い文字が目の前にチラついてジャマになる。
ホントによく見たいときはメガネをちょっとずらし、文字のない部分を使ってみなければならない。

こうすれば、ブランディングと視界が両立する。
Q. これ手作りですか?
A.手作りです。
やけに勢いのある日に、調子に乗って作ったのがこのメガネ。(まさかこんなに使うことになるとは)
Q. かけてもいいですか?
A.あ、どうぞ。
オモシロイと思ったらぜひかけていただきたい。
強く押したら外れるけど、修理は可能である。
遠慮なくお試しいただきたい。

記念写真のコレクション。

ついに現れた剛の者に完敗しか感じない。