好きな人の好きなものは好きか?

好きではないことばかり

私の周りには、よくわからない人がたくさんいる。
私の好きなことではないものを愛してやまない人。
私にはピンとこないことを真剣にやっている人。
私が必要としていないものにマジで取り組んでいる人。
私の趣味ではないことを趣味にしている人。
こういう人がたくさんいる。

おつきあいのある人の9割が、たぶんそれ。
かさこ塾フェスタの出展ブースも、9割がそれ。
東京の塾フェスタも、福岡の塾フェスタもそうだった。

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この写真はどう見ても好きそう。(撮影:Recoさん)

目的が同じなら、そのためのツールはなんだっていい

よくわからんもので9割が埋め尽くされている塾フェスタ。
どうしてそんな塾フェスタに、わざわざ出向くのか。

塾フェスタに行くと、楽しく生きるためのツールはなんだっていいということが実感できる。
それが答え。

目的は楽しく生きること。
そのためには好きなことをやる。
なにをやるか?
それは、それぞれが決める。

自分の好きなことで楽しくしている人が、たまらなく好き。
楽しそうにしている人を見ると、こちらも楽しさの連鎖を受けて楽しくなる。
だから遠くまで出かけていく。

本気の値段は高いのだよ

出展する人の中には、自分の好きなことを有料で提供している人がいる。
その価格は、「お友だちだから安くで」とか「フェスタだから低価格で」とかいうものではない。
それぞれが自分のサービスに自信を持ってつけている、マジな価格。

マジ価格は、ハッキリ言って高い。
「好きなことではない」とか「ピンとこない」とか言ってる私にとって、財布のひもが緩くなるような価格ではない。
だから塾フェスタではほとんど出費がない。

塾フェスタは大好きなのに、出展している人たちは大好きなのに、お金を落とすことがほとんどない。
でもオモシロイからなんかしたい。応援したい。
だけど商品やサービスを買うというのができない。
これが意外と根強い葛藤で、なおかつプレッシャー。
表面化しにくいけど確実にある、隠れデブの脂肪みたいな存在。

これ読んでる人が消火器を買うのか?

東京と福岡、2回のかさこ塾フェスタへ行ってみて今、この隠れデブの脂肪プレッシャーについて、「まぁいいか」と思っている。
私がこんなに気にしてても、先方はそんなこと思ってもないんじゃないかな。
みんな、「それが好きなんです!」という相手のことだけを見ているから。

立場を逆にしたらよくわかる。
「よっしーのブログ、いつも見てます!オモシロい!」と言ってくれる人とは話をするが、「興味ないです」なんて言う人は、そもそも私の目の前にやってこない。

そして、オモシロいと言ってくれる人がみんな、私に仕事をくれるとは限らない。今これを読んでる人、今日も消火器買う?私に消防点検を依頼する?
そんな期待していないよ。

「ブログがオモシロい」「メガネがオモシロい」って言われれば、それでもう満足だよ。

お金は必要だがすべてではない会社

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