【送水口の楽しみかた】擬人化してその処遇を楽しむ

めおと送水口

似合いのカップル。

似合いのカップル。夫婦送水口。

植えこみにうずもれる送水口。
周囲の様子からして、ついこないだまでは茂った植えこみに完全に隠れていたらしい。
このほど剪定をほどこされたようだが、送水口の周辺だけは丸刈り。

どういうわけか、連結送水管用は口がふたつの双口、スプリンクラー用は口がひとつの単口。

お父さん、ついに見つかってしまいましたねぇ、私たち‥‥。

お父さん、ついに見つかってしまいましたねぇ、私たち‥‥。

このふたり、カップルに見えてしょうがない。
どっちがオスでどっちがメスなのか、見る人によって違うだろう。
「お父さん、ついに見つかってしまいましたねぇ、私たち‥‥。」
このセリフ、いったいどちらの送水口が発しているのか。

夏場の送水口

完全に身を隠せるのはいいが、視界が悪くなるというデメリットも生じる夏。

完全に身を隠せるのはいいが、視界が悪くなるというデメリットも生じる夏。

前述の夫婦送水口も、ちょっと前まではこんな状態だったに違いない。
こちらはまだ剪定をほどこされていない送水口。

この状態、設備的にカタイこと言うとダメである。
設備点検には周囲の状況を目視によって確認するという項目があり、「使用上支障となるものがなく、送水活動に障害となるものがない」という点でアウトである。
植えこみの見た目もよろしくないので、近いうちに改善されるに違いない。

でも足元は、意外にも風通しがいい。

でも足元は、意外にも風通しがいい。

厳重な拘束具

完全に捕らわれの身。

絶体絶命!完全に捕らわれの身。

これはヤバい。
完全に自由を奪われている。
自分の境遇におびえてオドオドとあたりを見回している。
送水口本人も青ざめて見えるのは、青い保護キャップのせいばかりとも言えないような。

なにゆえこの厳重さなのかというと、この送水口の目の前が駐車場だからなのである。
送水口の破損を防ぐために設けられた厳重な拘束具なのである。

ちなみに、送水口に車がぶつかるとどうなるか。
ものすごい勢いで大量の水が噴き出すイメージが一般的にあるようだが、そんなことはない。
なにしろ送水口は、読んで字のごとく「水を送る」ための口。
水は別のところ(ポンプ車)から送られてくる。

ものすごい勢いで大量の水が噴き出すあのイメージは、消火栓のほうなのである。

仕事しながら送水口を楽しめる会社

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