突き抜けた見本市・かさこ塾フェスタ
かさこ塾の塾生たちが、それぞれの好きなことを持って集まる、入場無料の見本市イベント「かさこ塾フェスタ」。
多様なかさこ塾生の、突き抜けた「好き」が集まるので、かさこ塾をよく知らない人でも「なんかわからんけど、なんか楽しい」となること請け合いのイベントである。
出展の形態はセミナー、ワークショップ、相談ブース、セッション、展示、物販などさまざま。
次回は2016年9月3日(土)、大分中津で開催される。
これには、よっしーもワークショップという形で出展する。
オモシロ消防訓練屋としての、初めてのイベント。
やると決めたからには、見よう見まねででもなんとかやらねばならぬ。
オモシロ消防訓練屋がなにをやるつもりなのかを、ダダモレさせる。
粉の出る消火器を使ってみる
テーマは「部屋の中で消火器を使う」ということ。
初期消火に消火器が有効なのは誰しも理解していることと思うが、じゃあホントに使ったらどうなるのか?というのを試してみたい。
一般的な消火器は粉末消火器というやつで、中はピンクの粉が3キロ入っている。
消火器を使ったときは、この3キロの粉がすごい勢いで15秒間くらい出る。
え、ちょっと待ってくださいよ。ということは部屋中が粉まみれってことですか?
プチ・シミュレーション
室内で実際に消火器をぶっ放すわけにもいかないので、ビニール袋で室内を再現してみようと思う。
①ビニール袋に消火器の粉を入れる。
粉まみれになるのがわかりやすいように、部屋にありそうな物としておもちゃを一緒に入れる。
②袋の口をしばってよく振る。
振ることで、消火器の粉が部屋に充満する様子を再現する。
それで?
粉末消火器を室内で使ったらどうなるのか。それがだいたいイメージできれば成功。
「じゃあどうする?」という、次を考えるきっかけにしたいのだ。
「え、ちょっと待ってくださいよ。ということは部屋中が粉まみれってことですか?」
後始末のことを考えたら、ちょっとしたボヤぐらいで粉末消火器を使うのは躊躇してしまう。
粉の舞う室内では視界が利かなくなる、というのもデメリットである。
「粉じゃない消火器ってないの?」
あるよ、あるよ。いいのがありますよ、奥さん。
台所あたりに置くのにピッタリの消火器がちゃんとあるのだ。
それの紹介もしたい。売りつけるつもりはないけど。
もうひとつのワークショップ
消火器といえば火。
火は起きるのか、起こすのか。
火を起こすプロとコラボして、火おこし&消火のワークショップもやる予定でいる。
コラボの相手は、野外体験などを企画する旅行会社・株式会社みらいのおとのフジオ氏。
この消火には、訓練用の水消火器を使う。
その名も「クンレンダー」。
大型の水鉄砲みたいなもんなので、まだ暑さの残る9月には絶好のイベントになるに違いない。

粉末消火器(左)と、水消火器・クンレンダー(右)