9月3日(土)大分中津かさこ塾フェスタに出展するにあたって、その準備を公開している。
9月3日(土)大分中津かさこ塾フェスタで消火器をやる、その準備
9月3日(土)大分中津かさこ塾フェスタで、これをやる
前回の「これをやる」で、消火器の中に入っている粉を出して使った。
粉を出すため、消火器を分解した。
ちょうどいいので、ついでに「消火器の中ってどうなってんの?」というムダ知識をご紹介しよう。
知ってるからってどうということもない「消火器の中身」
消火器の中身を見るためには、消火器のフタを開けるとこから。
「え、消火器ってフタが開けられるの!?」
フタを開けて中身を確認して元に戻すとか、中身を入れ替えるとか、そういう作業は実はよく行われている。
そうやって点検せよ、ということが決まっているので。一応。
ではさっそく、いくらでもある消火器の中から、フタを開けるやつを選ぼう。

この中から、いけにえを探す。

そこの娘よ、おぬしが今宵のいけにえじゃ。
キャップスパナという道具
手でひねったくらいでは開かない消火器のフタは、これで開ける。

キャップスパナはフクロウナギ(深海魚)に似ている。

実直一直線でしかない、雑な造り。

消火器を開けたり凶器にしたりの、2WAYツール。
小鹿のような華奢な足とピンクのふわふわ

脱がせてみたら、下半身は意外と華奢だった。

工業系が萌えそうな、あおりショット。

火を消してくれるピンクの粉。
消火器の粉は、運動場に引く白いライン、あれの粉みたいな感じ。
あれは炭酸カルシウムだけど、こっちはリン酸アンモニウムというやつ。
一般的な消火器にはこの粉が3kg入っている。だいたい消火器本体の7分目くらいまで入っている感じ。
ブシュッと一発
ここでちょっと使ってみたい。
下半身があらわにされた丸腰の消火器を、ブシュッと一発やってみたい。
この手の消火器は、本体に内蔵されたボンベのガス圧でピンクの粉を外に放出する仕組みになっている。
本体もピンクの粉もない状態でレバーを握るとどうなるのか。
レバーを握ってブシュッとなるまでにタイムラグがあるので、そこんとこでビックリする。
これは、ボンベから出始めたガスが、ブシュッのとこにたまるまでの時間なのだ。
実際に消火器をブシュッとやるときは、このタイムラグがもっと長い。
消火器の本体いっぱいにガスがたまって、それからようやく外に放出されるからだ。
レバーを握ってシューッっていう音はしてるのに、「あれ?なんにも出てこないぞ!?」ということになる。
だからってホースの先を覗きこんじゃ、いけないよ。