ついに念願のアレができた!
ベランダの、イザというときにブチ破って隣に行くやつ。の実物大模型。
重厚な鉄材ががっちりと溶接されているので、イザというときの火事場のバカ力で挑んでも大丈夫。
オモシロ消防訓練の参加者には、安心して本気を出していただこう。
初めは小さな思いつき
実は、1年前あたりからこのベランダ野郎がほしかった。
でもこんな大掛かりなもの、どうやって手に入れたらいいのかさっぱりわからない。
どっかに売ってるのか?いくらするのか?なかったら自分で作れるのか?
あったらオモシロイなというだけの動機だったので、費用対効果という面から見ても脆弱な、ちっぽけな願望であった。
だけどこれを使えばリアルな避難訓練ができる。
いや、そんな模範解答のようなマジメなプランだけじゃなく、単純な「あれを使うとどうなるの?」「ブチ破ってみたいな」という、小さいけどみんなが持ってる好奇心に応えられる。
それ以前に、自分がアレをブチ破ってみたい。
したいことを「したい」と公言する
そうしてチビリチビリと「あぁいうのがほしい」「あぁいうのがあったら、こういうことしたい」と自分のやりたいことをダダモレさせてきた。
独立起業してからは、自分がやってみたい消防訓練を遠慮なしに公言してきた。
消防設備士歴20年の夫に、積極的にやりたいことを提案してきた。「こういうの、できる?」「やるとしたらこういう手段でどうかな?」
思いついたアイディアをその場ですぐに試してみた。
やってみた結果をSNSやらブログやらでダダモレさせてみた。
そうすると、オモシロ好きの人たちがすぐに反応してくれる。反響ぶりがすぐにわかる。フィードバックもある。
このやりかた、オモシロイ。
ひとりでに転がっていく
ちゃんとしなければならないというタガが外れたら、新しいアイディアがどんどん出てきた。
アイディアがたまったので事業化した。
事業計画を立てたら、応援してくれる人が現れた。
応援があったので、ひとりではできないことができた。
そうしてこのベランダ野郎ができあがった。
この流れ、すごいね!

組み立て風景。
私のアイディアに反応してくれたオモシロ好きの人、以前からの変わらぬお付き合いをしてくれる人、持ってる力を貸してくれる人。
本当にありがたい。
ホントにもう、「あのときのあの人のあれがあってよかった」とか言ってばかりである。
このあと
さて、これをどう使っていくか。
マンションの消防訓練に提供するのはもちろんだけど、「あれを使うとどうなるの?」「ブチ破ってみたいな」という好奇心にもどんどん応えていきたい。
「ちょっとやってみたい」を集めたプチ訓練セミナーをやろうかな。
このベランダ野郎の正式名称も考えよう。いっそ募集しようか。