【ムスメ商店】ムスメ商店の副業と、ムスコ商店廃業のお知らせ

ムスメ商店のロゴマーク。トレードマークのメガネと、愛してやまない本がモチーフ。

ムスメ商店のロゴマーク。トレードマークのメガネと、愛してやまない本がモチーフ。

子どものためのお金の教育

お金は使うためにある。
よって、子どもに教えるのは使い方。

ムスメ商店のおこづかいは、定額制と歩合制をミックスしたシステム。
定額の基本給は、同じ年齢の一般的なおこづかいより少ない。
当然ながら、友だちづきあいをしていると足りなくなることがある。

足りなければ稼げばよい。
家庭内商売が認められているどころか、おおいに奨励されているわが家なので、ムスメ商店はいくつか定職を持っている。
だが、今は夏休み。
サマーバケーションの内容しだいでは、もっと多くの稼ぎが必要になるはず。

仕事をつくり出す

追加で稼ぐのはそうたやすいことではない。
なにしろ、「家庭は社会に出るための訓練校」とか言いながら子育てしている保護者であるから、ここんところも実社会に則した方針である。
「仕事は自分でつくり出せ」。

指示された業務ならば確実に正確にやるムスメ商店。
就業規定ギリギリのラインを狙って、最小最短最低限の労力で業務をこなすので、こちらも常に本気でかからなければならぬ。
彼女のこの能力、ホントにスゴイ。

ではあるが、「新しい仕事をつくり出す」というクリエイティブな活動はどうやら苦手であるらしい。

なにをやればお金になるのか。これは相手のことをよく観察していなければわからない。
相手が欲しがっているものはなにか?「ありがとう」と言ってもらえるのはなにか。

手加減しない訓練

実社会も、ホントこの通りなんだよなー。
独立起業している以上、新しい仕事をどんどんつくり出さねばならぬ。
今すぐに売れるものはなにか。なんだったら「ほしい!」と言われるのか。

この教育方針、ふだん使っている考え方を子ども向けの入門編に変換するのがめんどくさいから始めたんだ、実は。
それでちょっと手を抜きすぎかナなんて罪悪感もあった。

だけどどうだ。
ムスメ商店はもうしばらく訓練をすればそのまま社会に出られるし、私は実社会のシミュレーションができて勉強になるし、ラクで楽しくてオモシロイ。

ムスコ商店・廃業のお知らせ

ムスメ商店に追従して同じ小売業を始めたムスコ商店は、とっくに廃業。
それどころかムスメ商店の顧客になってツケで買い物を続けたため、あっという間に借金まみれ。
多額の借金の返済に苦しむ生活である。

ムスメ商店から厳しく返済を迫られるため、いやおうなしに仕事をするムスコ商店。
どん底なので、なりふり構わずなんでもやる。
「なんか仕事ない?」といつでもご用聞きに来るので、こちらも発注がしやすい。

その場で採用、その場で契約。とりあえずやるので、仕事を覚える。
こっちはこっちで、ムスメ商店とはまた違ったセンスと能力の持ち主である。

バー息子

カンパリソーダを注文したら、見よう見まねで作ってきた。

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