3人登場
複数の人物が登場する例え話をするとき、登場人物を「Aさん・Bさん・Cさん」とすることがある。
あれがどうも苦手だ。
たとえば以下のような文章で。
AさんがBさんに言う。「Cさんってちょっとケチだよね」
BさんがCさんに「Aさんが、Cさんの悪口言ってたよ」と言う。
この場合、CさんはAさんに対していい感情を抱くことはないが、ではBさんに対してはどうだろうか。
BさんはCさんに、Aさんの発言をそのまま伝えているわけであるが・・・
AだのBだのCだの、どんな人物なんだかまるで見えてこない。
個性が出ないから、話の流れを注意深く拾っていかないと理解できない。
3匹ならどうだ?
もっと個性のわかりやすい描写でお願い!
例えば、イヌさん・サルさん・キジさんとか。
そうすれば頭の中にイヌ・サル・キジの図ができる。
サルがキジに「イヌがキジの悪口言ってたよ」とチクっている図。
どうだ、すぐに浮かぶだろう。
BさんがCさんに「Aさんが、Cさんの悪口言ってたよ」と比べてほしい。
得意分野の違い
しかしこれは私だけかもしれない。
現に夫はABC方式のほうがいいと言う。
なぜなら「余計な情報が入ってこないから」だ。
余計な情報を盛りこんでイメージを膨らませる私とは正反対。
ウサギさん・あわてんぼさん・吉岡さんとか、まるで違う種類のものでも構わない。
むしろその方が個性が際立って、イメージしやすい。