送水口を作る人
ちょっとこれはどうかしてると思うぞ。
集え!!萌え送水口ヤローども!!【苔玉×送水口ギャラリー】
手のひらサイズの苔玉、それに同化した植物各種。
‥‥そして背後に異物。
この異物、送水口だ。
いや確かに、苔玉を作っているこの人に対して「苔玉にミニ送水口を置いてみたら、マンション玄関の風景みたいでいいな~」って言ったのは私だ。
その勢いで、借りた画像をこんなふうに↓加工して、ひとり萌え~となっていたのも私だ。

画像を加工して楽しむ妄想作品、「送水口庭園・ミニ」。
私の萌えになにをどう刺激されたのか知らないが、この苔玉を作る人は、塩ビ管でナンチャッテ送水口を作って自分の苔玉をアレンジしたのだ。
ホントに送水口苔玉を作っちゃったのだ。
なに?この「やってみる感」!
なに?この「あるものでなんとかする感」!
しかもこれをガチで販売すると言っている。一体どういう戦略なのだ。
送水口苔玉が極ニッチだということは、作った本人もよくご承知のようではあるが。
送水口を買う人
そして、これはさらにどうかしてると思うぞ。

よそさまのリビングに鎮座する送水口。(画像提供・よそさま)
いや確かに、「送水口苔玉、そんなのがあるならほしい~」って言ったのは私だ。
だから、苔玉を作る人が送水口苔玉を作って私に売りつけようとするのは、わかる。
だけどこの極ニッチなやつを、こともあろうに私を差し置いて先行購入する人がいたのだ。
しかもかなりお気に召している様子。
これが自立型単口差込式の送水口を模しているなど、この購入者は知りもしないだろう。
ましてや自分が、世界初の送水口苔玉購入者であることなど、夢にも思っていないだろう。
ひたすら送水口苔玉を愛でており、誰になんと突っこまれようとも、
これがいいんですよ!!!!!
♪( ´▽`)
いいじゃないですか!!!
(*´▽`*)
とか言ってる。
まったくどうかしているぞ、この人。
定着と新しい出会い
「あの送水口苔玉を、買った人がいるらしい」
そんなうわさが流れたとき、誰もが瞬時に「購入者はよっしー!」だと思ったはず。
私自身でさえ「え、買ったっけ?」と惑わされたくらい。
それくらい、送水口と言えばよっしーという印象が世に根づいてきた。
いいね、いいね。
あなたの人生で、「すわ、送水口!」というときは、ぜひお声がけいただきたい。(ホントの火事のときを除く)
そして、極ニッチだったはずの送水口が一般に受け入れられていく、これもいい。
これまでの人生では存在しなかったも同然の送水口を、まさかリビングに置くことになるとは!
自分が発信したものがどこかで思わぬ形になって戻ってくる‥‥そんなサプライズに巡り合う人生、なんてオモシロイんだろ。
苔玉を作る人もやってくる、大分中津・かさこ塾フェスタ
2016年9月3日(土)10:30~17:00
中津市文化会館(大分県中津市豊田町14番地38)
こけCのたけCがお届けする「苔玉つくり体験」
※送水口はついていないらしい。
すわ、送水口!というときはこの会社