【救急車を呼ぶ理由】「日焼けが痛いから」がNGなのはわかりますけど

救急車は大忙し

9月9日は救急の日。
私は救急の人ではないが、消防と救急は切っても切れない関係にあるので救急も気になる。
救急の気になるポイントは、ここ。

大分イグジット オモシロ消防訓練屋 よっしー

くだらん理由で救急車を呼ぶな、というのはよく聞く話である。
実際、ここ10年間で救急車が出動する回数は約30%も増えているという。
人口は減っているのに救急車は大忙し。どういうこっちゃ。

軽度の症状で救急車が呼び出されると、ホントに重篤な症状の人を助けることができなくなってしまうのは子どもでもわかること。
救急車だけでなく、受け入れ側である病院にも同じことが言える。

適正とは言えない理由

適正でない理由で利用されているのが問題なのだ。
では、どんな理由が適正でないのか?

「病院でもらった薬がなくなったから」
「日焼けした足がヒリヒリするから」
「今日、入院する予定だから」
「紙で指を切ったから」
「ゴキブリが出たから」

最後のやつにいたっては、もうアホとしか言いようのない理由である。
非常にわかりやすい。
こんな理由で救急車を呼ぶなんて、ダメだよね!

そう。ここまで極端な例であれば「ダメだよね!」ってわかる。
しかし、救急車を呼ぶべきか否か、判断に迷うのが現実なんじゃないだろうか。

救急車を呼ぶのはどんなとき?

消防庁が、救急車の適正使用を促すために発行しているデータがあるので、ご覧いただきたい。
救急車を上手に使いましょう 〜救急車 必要なのはどんなとき?
この中には、「ためらわず救急車を呼んでほしい症状」の例が掲載されている。
重大な病気やけがの可能性がある場合だ。

例えば、こんな症状。
・支えなしで立てないぐらい急にふらつく
・視野が欠ける
・痛む場所が移動する
いかにもヤバそうではないか。

しかし一方で、
・様子がおかしい場合
・ウンチに血が混じった
・ぐったりしている
など、ビミョーな例もある。

結局どう判断したらいいのか

適正な判断ができる医療従事者がいつでも側にいるわけではないのだから、シロートの我われが迷うのは当たり前である。
躊躇してるうちに手遅れになったらどうしよう!なんて不安もある。

救急車を呼ぶべきか、判断に迷ったときの相談窓口というものがある。
東京消防庁救急相談センター
♯7119(24時間年中無休)
症状に基づく緊急性のアドバイス・受診の必要性のアドバイス・医療機関の案内などを行っている。

とはいえ完璧ではない。
非常時の正確な判断は、知識や経験の量に大きく左右される。
「イザとなったら救急車に助けてもらうー」とか「ヤバいときは検索するー」とか悠長なことを考えてないで、ふだんからあれこれ想定して構えとけってことなのである。

消防車の適正利用も考える会社

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