ツケ
わが家のホワイトボードは、その半分がムスメ商店の看板兼通告書として使用されている。

ツケが払えなかったら

1日につき10円

たいのう金がふえます。(!)
誰がいくら借りているのか

たっかあ(父親)‥‥6円
どういういきさつでこんな借金を作ってしまったのか知らないが、6円の借金をしている「たっかあ」。
「たっかあ」とは父親のことである。
返済しなければ1日ごとに10円の支払いが生じてしまうルールを承知しているのだろうか。
6円だの10円だの、大人からすれば小さい金額ではあるが、いやちょっと待て。
計算するとものすごい率で滞納金が膨れ上がっていく。
小さい金額であるなら、なおのこと早々に返済したほうがいい。
それにしても、借主の名前と借金額を公表するとは、なんというストレート且つ強力な手法だろう。
家族間といえども、借りた金を返さない人というイメージが定着してしまうのはいただけない。
ちなみに2列目の「こっこい」は私のことである。
私は今のところ借金はしていない。そしてこれからもするつもりはない。
予測がつかない子どもの続編