テンキー入力・よくあるトラブル
PC初心者のよくあるトラブルに「突然テンキーから数字が入力できなくなった」というのがある。
テンキーのすぐそばにあるNumLockキーをうっかり押しちゃったときにこうなる。
このトラブルの場合、本人が押したことに気づいていないので慌ててしまうのだ。
数字の入力を阻むこんなキーがなぜあるのか?
8のキーに「↑」があるのをご確認いただきたい。ついでに7の「Home」も。
これらの裏機能を使うときに数字入力機能と切り替えるためにあるのがNumLockキーなのだ。
とはいえこの裏機能は、別の場所に専用キーがあるからほとんど使わない。
使わない機能なのに、うっかり押しはしょっちゅうやっちゃう。
こんなイラッとするキーは必要だろうか。
いいや、必要でない。
だから私はキーを外している。
外したキーたち

ベスト・オブ・不要なキー
NumLockキーを含む3つのキーを外している。
あとの2つは、
せっかく練り上げた文章をことごとく喰いつぶしてくれるInsertキー。
呼んでもないのにヘルプを立ち上げるF1キー。
特にF1キーには、ホントにイラッとさせられる。
F1キーは頻繁に使うF2キーの隣にあって、うっかり押しが多発するからだ。
印刷やプレビューのために、しょっちゅうCtrl+F2を使う。
そのたびに「なにかお探しですか?」と立ち上がってくるヘルプ。
いや、アンタなんか呼んでないよ。用があるときはこちらから言いますから。
おすすめする暴挙
キーボードのキーを外すというのは、最初は暴挙のように思えた。
さすがにそれはやりすぎなんじゃないかと。
キーの隙間にホコリやゴミが入るんじゃないかと。
しかし、こうして3つの不要なキーを外してみると実に快適。
頼んでもない変更を修正するために調子よく進んでいた作業を中断する、というストレスがゼロになった。
ホコリやゴミの入り方は、外してないときとさして変わらない。
なんの不便もないのだ。
うっかり押しでイラッとしている人にはぜひおすすめしたい暴挙である。
PC初心者でまだ「突然テンキーから数字が入力できなくなった」トラブルに遭遇していない人にもおすすめしたい。トラブルに遭遇してあわてる前に対策を。

第4候補のCapsLockキー