裏返しても使える「強く押すボタン」

強引に配線用の穴を開ける。
イグジットのオリジナル「強く押すボタン」は、思いつきで作った廃材のリメイク品である。
裏側はこうなっている。

本体は、まさかの通路誘導灯。
「強く押す」と書いてあるにもかかわらず、なかなか押す機会のない、むしろ押してはいけないと言われる「強く押すボタン」。
しちゃダメ!と言われたら、かえってやりたくなるのが人情。これをカリギュラ効果という。
自分の欲求を満たすために作ったのが「強く押すボタン」なのだが、押したいという欲求は思ったよりも世の中にあるようで、どこへ持って行っても人気だ。
設定いらずのポータブルだから、いつでも好きなところへ持って行ける。
本物と同じ音なので、周囲の誤解にさえ気をつけていればどこでも楽しめる。
ポータブルの「強く押すボタン」、もっと普及すればいいのに。
「強く押すボタン」は、実は簡単に作れるのだ。
強く押すボタンの作り方

新品の「強く押すボタン」
まずは総合盤を購入する。
総合盤というのは、押ボタンとベルと赤色灯がセットになっている箱のこと。(ベルは、びっしり穴が開けてある、あの中に入っている)
これにバッテリーをセットすれば、ハイできあがり。
えっ、こんなに簡単にできちゃうの!?
消防設備業者向け
「えっ、こんなに簡単にできちゃうの!?」とか軽く言ったけど、一般の人が総合盤を購入するのは難しい。
バッテリーも専用のものだし、セットするのもちょいと知識がないとムリだよねー。わかってて言ってる。
だけど専門家だったらできるはず。
全国の消防設備業者は、今すぐ総合盤を買ってきてバッテリーをセットせよ。
そんで消防訓練に呼ばれたときはそれを持っていくべし。
「訓練はお金にならん」とか言ってないで、お金を取るべし。
「一度でいいからアレを押してみたい」って思ってる人はいっぱいいる。
われわれでその夢をかなえてあげようではないか。
ついでに「強く押す」メガネも作って、かけていこう。
社外秘とかはない会社