思い切ってダメな人にやらせてみると結果的にはうまくいく、という話

金銭感覚のおかしさ

2016年10月。
今月の目標としていたMQ(粗利益)を達成した。

大分イグジット オモシロ消防訓練屋 よっしー

MQと書いてある赤の横ラインが粗利益の目標。青の横ラインFが固定費。

私は、3万円も30万円も、「なんか、3がついていた」と一緒くたにあつかってしまう人である。
金銭感覚のない人と言われてもしかたがない。

ただし、いくらなんでもこれじゃ世間さまに通用するまいというのは理解しているので、穴の開かない程度に気をつかって取り繕っている。
MG(マネジメントゲーム)を続けているのは、なにも楽しいからだけではない。
私なりに危機感を持っているから、落ちこぼれないようにがんばってんだ。
だって、それなりにちゃんとしてたいもん。

夫は正反対。
数字をきっちり追う人なので、金の勘定は夫に任せていれば安心だ。
ていうか、大多数の社会人はこっちのタイプなんだと思う。

資金繰り、営業計画、日々の経理。
小さい会社なので、連動しているこれらはすべて夫にまかせっきりである。
夫に丸投げしていたら、いつのまにか欲しいデータがすぐに取り出せるようなシステムができあがっている。
もう私の出る幕ではない。

秘策・ダメな人にやらせる

こんな私が10月の目標をクリアできたのは、夫の工夫とこのグラフのおかげである。

まず、売上げが発生したら私に通知する。
引き継いだ売上げを私が集計する。そしてグラフに転記する。

自分でグラフを書くので、目標と現状がいつも見えている。
今どれくらい?あとどれくらい?
見えてるから次を考えることができる。

こうして、3万円も30万円も一緒くたにあつかう私が今月の目標に向かって走り続けることができた。

できる人がやったほうが早いのだが

夫としては、自分で売上管理した方がラクに決まっている。
売上げが発生したと同時に自分でデータを操作すれば、一瞬で作業が完了するわけだから。

だけどそうすると、ただでさえポヤ~ンとしている私がおいてけぼりになってしまう。
なにも知らないままになってしまう。
同じ目標を追いかけることができなくなってしまう。

その結果は、日々の行動のズレとなって現れる。
仕事への熱意、経費の使い方、締め切りへのスピード加減。
ただでさえ2人しかいないのに、片方はわかってて、もう片方がわかってないんじゃ、会社が半分しか機能しないことになる。

あえてちょっと遠回りする

売上管理に私を巻きこむ。
この方法は遠回りではあるが、しかし私は確実に一緒に走ることができている。
ごく短期的には手間のかかる方法なのだが、長期的に見ればベストなのだ。

夫、すごいなぁ。

大分イグジット オモシロ消防訓練屋

なんかもう、私の持ってないジャンルにおいてパーフェクトなんじゃないかと勘違いしてしまうほどすごい夫。

ちょっと遠回りする会社

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