3分間プレゼン
プレゼンを見に行った。
テーマは自分の好きなこと。
プレゼンターに与えられる時間は3分間。
3分間のプレゼン。
自己紹介には長いけど、商品の説明をするには短すぎる。
しかし、いつでも目的に合った適切な時間が自分に与えられるとは限らない。
今ある時間でなんとかまとめる。これができたらカッコイイよね。
覚えてもらうために
3分間という短い時間で、なにをどう伝えるか。
やはりここは、ガツンと一発インパクトを与えとくとこだろう。
覚えてもらうことが第一。
まずは喰いつかせることなのだ。
簡単なのは、人とと違うことをすること。
プレゼンのパターンで一番多かったのが、スライドを使った活動説明。
よくできてはいるものの、残念ながらどれも印象が薄い。
だからこそ、ちょっと毛色の違ったことをやるだけで聞いている人の記憶に残る。
ツカミの営業
テーマは「自分の好きなこと」であるが、初対面の人の「自分の好きなこと」なんてほとんど興味がない。
消火栓の話をする人でもいればいいけど、消防どころか工業系の人すらひとりもいない。
「私は○○をやっています。
○○はこんな風によいものです。
今度どこぞで○○をやります。
限定価格ですので、ぜひどうぞ」
とか言われても、テーマそのものに興味がないから「フーン」で終わってしまう。
短時間で興味を持ってもらう。
もちょっと聞きたいなと思ってもらう。
そして次につなげる。
この3分間プレゼンは、「ツカミの営業」なんだ。
20秒で考える20秒のプレゼン
すべてのプレゼンが終了したあと、聞き手に自己紹介の時間が与えられた。
持ち時間は1分間。
ここで3分間のプレゼンを聞いて気づいたことを生かさねばなるまい。
とにかく覚えてもらうこと。
だがあいにく、今日はいつもの「強く押すメガネ」がない。
簡単にインパクトを与えられるツールなしでどうやって覚えてもらうか?
考える時間はない。
元気にしゃべる・全員を見る・次につなげる、これでやったら20秒で終わった。
短すぎ。
あと40秒もあったんだ。もったいない。