この春おススメの映画
3月といえば「3月のライオン」。
羽海野チカ原作の将棋をテーマにした漫画で、映画版も公開されている。
この映画のほうが私的に実にオススメなので、ぜひみなさんに見てもらいたい。
公式サイトで予告編が公開されており、この予告編だけで十分に楽しめるので、ぜひみなさんに見てもらいたい。
と言っても、私はこの映画をよく知らない。
出演者もあんまりわからない。
原作も知らない。
将棋もわからない。
たまたまこの映画の予告編を見て、ピンポイントで楽しんでいるというだけである。
つい見つけちゃう
私的オススメというくらいだから、見どころはもちろん消防関係。
4秒くらいの間に見どころが詰まってるからぜひ見てほしい。
予告編ではほんの一瞬しかなかったこのシーン。
どうやら、勃発した騒動を食い止めるべく正義感の強いヒロインがとった行動のようだ(違うかもしれないが)。

音:ジリリリリーーーン!!
ホラ見て!
みんなの押したかった、あの「強く押す」を押してるよ!
禁断の「強く押すボタン」を仕事で押すなんて、消防関係者以外にいないと思っていた。
しかし、そうか。
俳優は、人間の想像しうるあらゆる出来事を演じるはずの職業。
当然、「強く押すボタン」を押すことだってあろう。
見どころに悶絶する
実は、見どころはそこだけではない。
画像のキャプションを見ていただきたい。
「ジリリリリーーーン!」
このシーンでは非常ベルの音が鳴り響く。
せっかくの作品に水を差すようで恐縮だが、「ジリリリリーーーン!」はありえない。
この「強く押すボタン」から出る音は「ジリリリリーーーン!」ではない。
【本当はこんな音】
メーカーは違えど、少なくとも「ジリリリリーーーン!」ではない。
撮影のときは押すマネだけしたのだろう。
押しこみ具合が若干弱い。
そして臨場感を出すために「ジリリリリーーーン!」のベル音をアテレコしたのだろう。
知っているがゆえの楽しみかた
警報音が違うからって、この映画をどうこう言うつもりはさらさらない。
しかしドラマや映画には、この手の見どころがたくさんある。
【こちらもオススメ!昭和50年代の強く押す】
撮影場所になる建物をそのままの状態で使うのか知らないけど、消防設備はかなりリアルであることが多い。
でもたまに、「消火器の数、多すぎじゃね?」「その用途ならこの設備、不要じゃね?」みたいなシーンもあって、そこが楽しい。
専門家ならではの楽しみというのは、誰しも覚えがあるはずだ。
残念ながら同好の士が周りにほとんどいないので、主に夫婦で楽しんでいる。