
ゆうべはここまで読んだらしい。
読書に最適な時間帯はいつだろう。場所はどこだろう?
早朝?通勤電車内?ゆったりとしたプライベートタイム?カフェ併設の本屋さん?
私が本を読むのは寝る前。布団の中だ。
リラックスとかよい眠りのためとか、そういう理由で寝る前に読んでいるのではない。
このタイミングでしか静かにまとまった時間を取ることができないからだ。
いつもの寝落ちパターン
子どもと一緒に布団に入る。
必ずひとつ読み聞かせをする(させられる)。
絵本を読んでいるうちに眠くなる。
ヤバイ。
さっさとこれを終わらせて、自分の好きな本を読みたい。
めまぐるしい一日の中でどうにかこうにか確保する貴重な読書の時間。
読み聞かせで寝落ちしてなるものか。
がんばって自分の本を開く。
2行も読むと、さっきの眠気が再び襲ってくる。
あぁ‥‥しおりをはさまなきゃ‥‥(落ちる)
こんな毎日だ。
オートしおり
私のような寝落ちの人にオススメなのが、このしおり。

色とりどりのアルバトロス(アホウドリ)。
「アルバトロス」というこのしおりは、薄いポリプロピレンでできている。
両端の太くなっているところに付箋のような貼り直しのできる接着剤がついてる。
この両端を本の最初と最後のページに貼って、細い部分を本に折りはさむ。
すると、本を閉じたときにその折り目がスッと本の間に入りこんできて、自動的にしおりができるというしかけ。

端の部分を最後のページに貼りつける。

折れた部分が勝手にページの間にはさまってくれる。
本を読んでいるときはたいしてジャマにならない。
ページをめくるときにかすかに引っかかるが、しなやかな素材なので気にならない。
(似たような自動しおりに金属製のページキーパーというのがあるが、あれは読書中に気になるわりに動きにばらつきがあったので使うのをやめてしまった)
お値段は1枚200円程度。
金属製のページキーパーと違って消耗品である。
ちょっと高い気がしなくもないけど、使い勝手がいいのと寝落ちできる安心さが買えるなら、いい。
すでに睡魔が襲ってきているのに、ゆうべの寝落ちしたページを探しながら寝落ち‥‥なんてこともよくあるので。