ドラマ「そして誰もいなくなった」の舞台がいい具合に古い件

ミステリの女王、アガサ・クリスティ原作の「そして誰もいなくなった」が日本版にアレンジされたドラマとして二夜連続で放送されている。

テレビ朝日「そして誰もいなくなった」番組サイト

孤島のホテルに招待された10人の客が次々と殺されていく。
それぞれが抱える忌まわしい過去と、殺人を暗示する不気味な数え歌。そして姿を見せないホテルオーナー。
犯人は一体誰なのか!?

というあらすじはさておいて、よっしー的な見どころはやはり消防設備。
豪華キャストやストーリー展開はそっちのけで、背景とかつじつまばかりを気にしながら見る。

建物の建築年代を推察する

どうやら、ホテルの建物はずいぶん古いものを使っているみたい。
出入口についている避難口誘導灯が漢字表記なんだもの。

「非常口」がここに!

現在はピクトサインの誘導灯が主流。
だけど、モデルチェンジしたからってなかなか取り替えたりするもんではない。
本体に不具合が出るまでは旧モデルのまま使い続けるのが一般的。

こういうやつ(昭和30年代建築の、大分県別府市・別府タワーにて)

 楽しみかた

舞台となっている孤島・兵隊島は八丈島沖にあるらしい。
ということは、消防の管轄は八丈町消防本部になるのかなぁ。

第二夜ではどんな設備がチラ映りするだろうか。
宿泊施設だから自動火災報知設備がついてるはずなんだけど、廊下のシーンではまだ「強く押す」も表示灯も確認できない。
この古さなら「強く押す」はまず割れるタイプであるに違いない。

ロビーに「防火管理をバシッとやってる宿泊施設ですよ」のマークがあったので、ソフト面はきちんと管理されているホテルなんだろう。

こうやって見るの、楽しいなぁ。

ドラマも楽しい会社

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