私がハングリー状態を保つ理由
それは、私が食事のしたくをしなければならないからだ。
この場合のハングリー状態とは、文字通り空腹、おなかが空いている状態のこと。
満腹では食事のしたくをする気にすらならない。
「ハングリー精神」という言いかたがある。
物事を強く求め、達成への強い意志を持ってことに当たる気持ちや心意気などを意味する表現。
「日本語表現辞典 Weblio辞書」より
本来のハングリーではこうなる。
「食べ物を強く求め、食事への強い意志をもって炊事にあたる気持ちや心意気」
まさにその通りだ。

ハングリーだからこその行動。
メニューをひねり出す
私の場合、特に夕食のしたくにおいてハングリーが必要になる。
私のアフターファイブは分刻み。
夕食メニューはノープラン。
私以上にハングリー状態になっているコドモ3名の「今日のごはん、なに~?」という問い合わせにプレッシャーを感じながら、短時間で食事を作らなくてはならぬ。
そんなときこそハングリー!
自分もおなかが空いているから、集中してガツガツ料理に取り組める。
メニューが決まっていなくても、あるものでなんとかすることができる。
ないメニューをひねり出すにはハングリーが極めて有効。
ハラいっぱいのとき
しかし、ときにはハングリーを保てないときもある。
胃がもたれるようなランチを食べすぎたとき。
夕方に小腹がすいて、うっかりオヤツを食べちゃったとき。
そんなときはもうダメだ。

今これを食べちゃうと夕食(を作るの)がなぁ‥‥。葛藤の午後3時。
どんなにゆとりのアフターファイブでも、夕食メニューが決まっていても、材料の下ごしらえまで終わっていても、コドモ3人からせかされても、ちっとも作る気になれない。
「おなかすいた~。ごはん、まだ~?」
ダイレクトに要求されてもダメだ。
え?今日はそんなにおなかすいてないでしょ?なーんて、自分を基準にして返答してしまったり。
さんざん待たされてハングリーが極限に達したコドモたちの目の前に、少量のあっさりした料理が出てくることになる。
自律
ハングリーは大事だ。
なにしろ一家5人の夕食がかかっている。
自分をハングリーな状態に保つのは、けっこうな力を使う。
アフターファイブのために、昼の12時からコンディションを整えるのだ。
一緒にいる人が3時のオヤツに手を出しても、「私はけっこうです」と言わなくてはならぬ。
おなかがすきすぎて、どうかすると帰宅するころにはすでにフラフラなんてこともある。
ツライよぅ。