「なんでそういうことをするのっ!」は、本当に理由が知りたくて言っているのか?

子どもにお小言

「なんでそういうことをするの!」
とかなんとか、子どもに言ったことはないだろうか?

私はある。
数え切れないほど子どもに問いかけてきた。

子どもが失敗したとき。
言うことを聞かなかったとき。
思い通りにならなかったとき。

この子は一体なぜそういうことをしでかしてくれるのか、その理由が知りたい。
しかし、本当にその理由が知りたいのだろうか?

子どもあるある

例えば、子どもがコップに牛乳をつぐとき。
子どもはどういうわけか、いつもきまって牛乳をコップのフチまでなみなみとつぐ。

いや、それ、絶対にこぼれるから!
あっ!
ほーら、こぼした‥‥。

こんなときにお決まりのセリフ。
「なんでそういうことをするの!」

どうして飲めもしない量をコップに入れるのか。
どうしてフチギリギリにこだわるのか。
どうしてこぼすのか。

なぜそういうことをしでかすのか、その理由が知りたい。
‥‥ホントに知りたい?

子どもの答え

オカーサンの詰問に、子どもは答える。
「だって‥‥」

「だって」のあとに続くのは言い訳でしかない。
現にオカーサンは、「だってじゃないでしょっ!」ってたたみかけるもんね。
「だって」のあとに続く言い訳なんか聞きたくないのだ。

でもこれおかしくね?
なぜそういうことをするのか、と問いかけられたから子どもはその理由を述べているのではないか。
それなのに聞きたくないとは。

つまり

つまりこれは、起こったことの理由が知りたいのではなくて、自分の多い通りにならなかったことへの八つ当たりなのではないか。

ここでちょっと実験をしてみよう
子どもがオカーサンに対して怒っている。
子どもは、オカーサンのやり方を踏襲しているので同じことを言う。
「なんでそんなことするのっ」

じゃあここで事の起こりにまでさかのぼって、なぜオカーサンがそういうことをしたのかを延べてみよう。
「だってさぁ‥‥」
しかし子どもは納得しない。
そいう言うことを聞いてるじゃないっ!とますます激怒する。
さっきの、牛乳をこぼしたときと同じパターンだ。
子どもも、理由が知りたいわけじゃないんだね。

「なんでそういうことをするの!」は不毛な問いかけである。

不毛な問いかけはやめた会社

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