
倒産の危険もあるので、MGでは実在する大事な会社名は使わない。
私はずいぶんとMGを楽しんでいる。
MGで学べるのは会計や経営のことだけではないからだ。
あらゆる場面で全体を俯瞰する。その中で一番最適な方法をとる。そんな総合的な人間力もMGでは鍛えられる。
私は人にMGをオススメすることがない。
確かにMGは大変優れた研修であるが、決して万人向けではないからだ。
向いていない人①教えてもらいたい人
儲ける方法を教えてもらおうと思っている人には向いていない。
なぜなら、MGではなにかを教えてもらるわけではないからだ。
教えない代わりに、MGには教え合いというものがある。
大ベテランでも初心者でも、なにかしら相手に貢献することができる。
MGを始めたばかりのころ、スピードに乗れなくてもたついたり、計算が合わず決算に時間がかかったりしたものだ。
期数を重ねている人にサポートしてもらいながら、どうにかバランスシートを作り上げていた。
初めて参加する人がつまづいたとき、今は自分が手助けすることができる。
この「手助けすることができる」というのがなんとも嬉しい。
役に立てるというのが嬉しい。
もちろん今でも自分の決算でつまづいて、ベテランさんに助けてもらうことがある。
これはこれでベテランさんにとっては「手助けすることができる」なのかもしれない。
手助けの循環だ。
向いていない人②人のせいにする人
MGでは自立も鍛えられる。
ひとりひとりが会社の社長になるので、自分の会社のことは全て自分でやらなければならない。
社内の環境整備、決算書類の準備、仕入れ・製造・販売。
どういう戦略でいくかも自分で決めるし、その結果も全て自分で受け入れなければならない。
「アンタがこの値段で売れって言ったじゃないか」とか「誰が倉庫を片づけるんだ」とか「言われなくても書類ぐらい揃えとけよ」とか、そういう他責は一切なしだ。
その価格で売ると決めたのは自分。倉庫を片づけるのは自分。必要なものを揃えるのは自分。
この、ちょっとキツめのプレッシャーがたまらなく気持ちいい。
向いている人
私はMGを人におすすめしない。
だけど、私がMGをやっている様子を見て、「楽しそうだからやってみたいな」と感じる人には大いにやっていただきたいと思っている。

ご当地感あふれるイラストつきMG盤。
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