本当に役に立つのはどっち?成功体験 vs 失敗体験

成功体験

弊社専用席かのような手書き「exit」の文字(非常口横の席を指定しているだけ)

実は今、空港の搭乗口前にいる。
ここで今から1時間以上をすごす。

私の乗る飛行機は、よりによって広大な空港の一番端っこから出発する。
荷物を預けて、検査のゲートを通り、搭乗口までずいぶんな距離を歩く。
駅から搭乗口まで、パーテーションポールでつづら折りになった行列を消化する分も含めたら1kmぐらいにはなるんじゃないだろうか。

空港で1kmの距離を歩くというのは分かっている。
だから今日は、取りすぎなくらいの余裕をもって搭乗口前に来た。
そして、こうしてゆったりとイスに座りブログを書き綴っている。

失敗体験

実は前回、同じ空港で乗り遅れるのではないかとヒヤヒヤした経験があるのだ。
あのときは、実際に飛行機に乗るまでにどれくらいの距離を移動するのか把握していなかった。
地元の空港を利用する感覚で余裕をぶっこいていた。
のんびりオミヤゲなどを物色してから検査ゲートに向かったら、ゲート前はめちゃくちゃ混んでいたのだ。

いやもう、あのときは焦った。
他の人はのんびりと荷物を引いて歩いているのに、この世でただひとり私だけがヤバい状態(のように感じる)。
人々の間を走り抜け、エスカレーターの右側を駆け下り、ゼーハーしながら搭乗口へ向かった。
もう二度とあんな目に遭いたくない。

慌てる人々

荷物を預けるところも検査のゲートも、今日はさほど混んでいなかった。
それでも慌てている人はいた。
搭乗時間が迫っているため、手続きで優先される人。
係員に「今度からもっと早めに来てくださいね」なんて諭されている人。
大きな荷物を抱えて小走りしている人。
残り時間が7分しかないらしいのに検査ゲートで引っかかっちゃう人。

焦ってるだろうなぁ。
汗びっしょりだろうなぁ。
わかるよ、その心境。

準備するということ

でもね、準備が第一なんだよね。
ついこないだ同じ経験をした私が言うのもなんだけど、空港というのはやたらと時間がかかるものなのだ。
大きな空港なら、搭乗時間から逆算するだけじゃなく移動時間も盛り込んで計算しとかなければならない。
前もって調べておく・計画しておく・シュミレーションしておく。

実は私、前準備はめんどくさく感じて苦手。
瞬発力を使って出たとこ勝負でいこう!なんてやり方のほうが楽チンな気がする。
だけどやっぱり準備してたほうが結果的にいい。
使う力が少なくてすむ。

あのときを忘れない

今日は大成功。
時間にゆとりを持って動くことができた。

しかし、このような成功体験があるにもかかわらず、私はこれからもいきあたりばったりの力ずくの方法で行動することだろう。
特に、うまくいったその次が危ない。
なまじ成功体験があるもんだから、うっかり油断してしまうのだ。

いっそ成功体験なんか忘れてしまったほうがいいんじゃないだろうか。
むしろあの冷や汗をかいた失敗体験のほうを記憶に刻んでいたほうがいい。

今日だけは余裕の会社・イグジット

公式サイトはこちら↓

シェアする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください