
大分市消防本部・消防隊専用階段にある、文句なしにカッコイイ掲示。
いぶし銀の予防課
消防屋のイグジットは、当然ながら消防署によく行く。
消防は、消火やら救急やらでおなじみの、人気のある官公庁である。
子ども向けの消防系絵本や、消防マニアの解説サイトなどがたくさんあるのは言わずもがな。
イグジットがお世話になるのは、消防署の中の予防課という部門。
え?ヨボーカってなに?という方もいるだろう。
予防課は、火災の予防という根本的な業務をやってるとこ。
「予防=予め防ぐ」
要するに火の用心部門だ。
消火やら救急やらのハデな他部門に比べると、予防課は極めてジミ。
一般的にもあまり知られていない。
ジミだけど、火災の原因調査とか建物の抜き打ち防災検査(査察)とか、鋭いことをやっている。
「消防が査察に来る」なんていうのは、建物のオーナーとしてはいささか緊張する話なのだ。
このように、人気の消防署といえども一般ピーポーには知られていない件があるのだ。
けっこうあるのだ。
たとえば‥‥
消防署のヒミツ
それは、消防署でもらう名刺がバラバラである!という件。
この名刺たちを見ていただきたい。
これはひとつの部署で一度にもらった名刺である。
どれひとつとして同じものがない。
同じパターンさえない。
一般企業だったらありえないバリエーション。
一枚一枚の品質をよく見ると、コストにもばらつきがありそう。
こんな事情が
署員の方に話を聞くと、みなさんそれぞれに自作しているとのこと。
自作名刺の経費の計上、いったいどんな具合になっているんだろうか。
消防はそれぞれの自治体によって事情がずいぶん違うようなので、バリエーション豊富な名刺は大分市だけなのかもしれないが。
ガンバレ消防!
さて、消防とちょっと似たところのあるのが警察。
警察の名刺は、全員同じパターンで揃えてあるらしい。(まぁ、それがフツーだが)
だから県警との交流があるときには、慌てて揃いの名刺を作ることもあるんだとか。
ガンバレ消防!
そうだ!名刺は個性が大事なんだ! →「連絡先だけの名刺はつまらん!ということがハラ落ちした話」