情報を、ひと目でわかるように単純化したイラストのことをピクトグラムという。
世の中にはさまざまなピクトグラムが存在するが、オモシロいのは、どのように単純化してあるかだ。
作者の表現のセンスやテクニックがオモシロいんである。
【ピクトグラムコレクション】
怖すぎる!NC旋盤の警告ピクトをコレクションしてみたよ
最強の危険ピクト

タンクローリーの後方に描かれている‥‥

コレ!
左のドクロもまぁまぁコワい。
「細心の注意を払って関わらねば命にかかわるぞ」という警告だろう。
食べたらキケンはもとより、触るだけでもヤバそう。
しかし、今回注目したいのは右側のピクト。
葉の落ちた樹木、口を開けて仰向けに横たわる魚。その下に流れているように見えるのは毒性の液体だろうか。
地球上の生命がすべて死に絶えるという、不吉な予言。てな感じ。
なんか知らんけど、危険極まりないものを運んでいる車両なのだ。
専門知識・専門技術の教育を受けた人しか扱ってはいけないシロモノなのに違いない。
オモシロがってうかつに追従しては危ない。
危険物のピクト
環境省のウェブサイトにGHSというのを見つけた。
GHSとは、化学品を安全に取り扱うために、分類基準やらラベリングやらを国際的に統一しようというシステムのこと。
このサイトに、生き物が死に絶える予言ピクトが掲載されていた。
最強の危険ピクトはインターナショナルな警告だったのだ。
どうりで迫力が違うわけだ。
生き物が死に絶える予言ピクトは、水性環境有害性を表しているのだそうだ。
万が一河川に流れ出たら、魚が死に絶えるくらいの毒性があるということ。たぶん河川敷の植物も枯れちゃうんだろうな。
ちなみにドクロのピクトは人体への急性毒性を表していて、死に至る危険性を警告している。
中身は何か?
あのタンクローリーの中身はいったい何だったのだろうか。
ヒントはピクトの下にある「第4類・第2石油類(非水溶性)」という表記。
第4類とは、液体の危険物のこと。
第2石油類というのは、引火する温度ごとの分け方で、雑に言うと「常温では引火しないけど、だからって決して油断するなよ」ってな感じのやつ。
これらに該当して、さらに非水溶性のものと言えば、灯油・軽油・テレピン油。
そんな身近なものがあのピクトで警告されるなんて、ちょっと大げさな気がする。
どうせならもっと危険度の高いやつがいい。
第4類・第2石油類(非水溶性)、他にはクロロベンゼンというのがある。
クロロベンゼンは除草剤に使われている。
いいねぇ。枯れゆく樹木のイメージにピッタリ。
あとは、キシレン・ブチルアルコール・スチレンなど。
これがなんだかはよく知らないが、なんかヤバそうじゃないか。
こういうのを運んでいたのかしらん。