洗車には必ず、拭き上げという問題が発生する。
プロの手によるお任せフルコースならいざ知らず、自分でやる洗車ではこの拭き上げ問題はなかなか手ごわい。
マイクロファイバーだのセームだの表面加工だので、いろんな工夫をしてみたけれどどれもいまひとつ。
決して悪くはないが優良とはとても言えぬ、といった感想をお持ちのあなた。
今日はそんなあなたに、とっておきの拭き上げグッズをご紹介したい。
私のこだわりレベル
前もって言っておくけど、私は車に入れこんでいる人間ではない。
自家用車はすでに10万キロを走りぬいて減価償却ずみだし、傍若無人に乗りこんでくる男子ズによって車内は常に汚い。何度も軽くこすっているので車体に傷もある。
それでもまぁ、気力があれば週末ごとに水だけで洗車をしている。
お日柄がよければ安価なワックスをかけることもある。
その程度。
つまり「拭き上げ問題は気になるが、そこまでこだわっているわけではなく、なによりもめんどうなことはしたくない」だ。
拭き上げ時間が半分以下に!
そんな私が愛用しているのが、こちらの水切りワイパー。

とにかくしなりがスゴイ。凹凸にぴったりフィットして水滴を見逃さない。
このワイパー、柔らかいことこのうえない。
カーブにもへこみにもやんわりと合わせつつ、それでいてしっかりと水分を切ってくれる。
もう、拭き上げしながら何度もタオルを絞る必要はない。
晴天の日に拭き上げが間に合わず、自然乾燥をやるせない気持ちで見守ることもない。
運転席に座って、拭き残しの水滴あとを発見してゲンナリすることもない。
この時短でストレスフリーなワイパーがなんと、お値段2,000円を切るんですよ奥さん!
どのくらい柔らかいかというと
初めてこの柔らかさに触れたときには、「このレベルの柔らかさを車ごときに使うの!?なんて贅沢な!」と思った。(車への思い入れの低さが表れている)
この柔らかさは、実際に触らなければ伝わらないだろう。
それがなんとももどかしい。
実際に触って実感してもらうのが一番なのだが、柔らかさを伝えるのにうってつけのサンプルがあったのでご紹介する。
それがこちら。

ムニュッとな。
ワイパーの柔らかさが生身のオッパイと同等であると言いたいのではない。
生身のオッパイを模した、乳がん触診体験のこれがワイパーの柔らかさと似ているのだ。
がんのしこりを自己チェックするための練習台。
おそらく生身の柔らかさを研究したうえで作られていることだろう。
それと同等の柔らかさって、すごくない?
他にも使える
今日のタイトルは「キレイな車と快適なお風呂が好きな人にオススメするおっぱい風ワイパー」だ。
すでにお察しの方もおられようが、私はこのおっぱい風ワイパーを浴室の拭き上げにも使っている。
わが家の浴室の床にはたくさんの浅い溝がある。
この溝にわずかに残った水分が、オレンジ色のカビの原因になる。

浴室の床にほどこされた溝
車と同様、わが家の浴室もだいぶこだわりを忘れたエリアであるが、できる限りのことはまだやりたい。
そこでこのおっぱい風ワイパー。
溝のひとつひとつにおっぱい風ワイパーが優しくしなやかに寄り添って、水分をぬぐってくれる。
100均のワイパーなんぞ足元にも及ばない。

ワイパーを買うと、洗車についてのこだわり情報がたっぷりついてくる。
心残り
ただひとつ残念なのは、このすばらしいワイパーの名称が「高性能水切ワイパー」だということ。
言いたいことを簡潔に言い切っていて、完成された名称ではあるが、優良に完成しすぎている感がある。
どこへ出しても間違いがないのは大変良いことだが、なんかこう、もっと人間臭さがほしいところなんだよね。
だから私は勝手に「おっぱい風ワイパー」と呼ばせてもらう。
採用されたりはしないだろうけど。
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