気の利いたお礼状がサクッと書ける方法を「なにを省くか」という5つの視点で考える

パッと思いついてガーッと書いてバーッと投函する。
これに尽きる。

美しい字やら季節のあいさつやらご自愛くださいやらはいらぬ。
優先すべきは勢い。

私のこのやり方は、「なにを盛りこむか」ではなく、「なにを省くか」だ。

①ハガキを常備しとく

官製ハガキで十分。
気持ちが高ぶっているときにバーッと書きたいので、いつでも取りかかれるようにハガキを持っておくといい。
私は、いつも持ち歩いている手帳にハガキをストックしている。

好みのデザインハガキを持っておくのもいい。
だけど、「あの人に出すのにこのデザインはちょっとなー」とかためらっているうちに出すタイミングを逃してしまうのは本末転倒。
スピードを重視したいので、どんな相手にも使えるマッサラな官製ハガキがおススメ。

2017年6月1日から値上がりしたので、旧官製ハガキを使う場合は追加の10円切手もお忘れなく。

②1ハガキ1ネタ

1枚のハガキにはひとつの話題だけを書く。
この場合、お礼状なんだからお礼だけを書く。

あれこれ詰めこもうとすると熱が冷める。
時間がかかる。

③言いわけを書かない

「すっかり遅くなってしまいましたが」
「字がヘタですが」
「ゆっくりお話しできませんでしたが」

言いわけはスペースがMOTTAINAIばかり。
言いたいのはお礼なんだから、言いわけはバッサリ切り捨てよう。

④お礼の2ポイント

なにに対してのお礼なのか。
そして、なぜお礼を言いたいのか。

それだけを書く。

⑤冷めたら出さない

こう言ってはミもフタもないが、グズグズと先延ばしにするくらいならいっそやめた方がいい。

時間をかければかけるほど、熱は冷め、気持ちが乗らない。
お礼状なんて、乗らない気持ちにムチ打ってやるほどのことだろうか。

もう一度言うが、「なにを盛りこむか」ではなく、「なにを省くか」なのだ。

省いた事例

セルフマガジンの第2号を送ってくれた方にお礼のハガキを返送したところ、思いがけず好評だったようでブログにご紹介いただいた。

家族のためのメモリアル写真雑貨アドバイザーべら美@伊豆の国
「手間をかける」事で伝わるもの〜1枚のハガキから〜

インターネットが普及しきって、文字だけでなく、画像も音声も動画もなにもかもが瞬時に送れるこの時代。
それでもやっぱり手書きのものって喜ばれるんだね。
むしろこんな時代だからインパクトがあるということか。

お礼状が書けずにグズグズしがちなあなた、ひょっとしたらいろいろと盛りこみすぎてんのかもしれませんよ。
「書かない・出さない」という、究極の省略方法もあるのでお気楽にどうぞ。

省く会社

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