不動の一位
ご家庭からの出火原因で不動の一位を占めてるのは、コンロからの出火。
IHやオール電化がずいぶん普及したような気がするが、コンロからの出火は不動の一位だ。
消防訓練は、参加者に「あるある!」と思わせることができたらしめたもの。
ふだんから台所で調理をする人には、台所からの出火を想定したシミュレーションがオススメだ。
イグジットのオモシロ消防訓練でも、キッチンセットを使ったリアル消火訓練を取り入れている。
今日は、そんなリアルな消防訓練のやり方をご紹介する。
用意するもの
・100ℓぐらいの大きなビニール袋
・リサイクルショップで買い叩いてきたカセットコンロ
・同じくリサイクルショップで買い叩いてきた鍋
「今日はモツ鍋だ!」
「気心の知れた仲間と一緒に、鍋を囲んで楽しもう!」
「モツ鍋パーリーだぁ!」
‥‥というのを想定して、袋の中にカセットコンロと鍋をセットする。

※このときちょっとでも袋が破れてしまうと、あとで悲惨なことになるので注意したい。
消火器をセッティング
消火器のホースの先を袋に入れる。
袋の口にすき間ができないようにして、ホースの上からしっかりにぎる。
※ホースの先が袋に接触しないようにするのがコツ。
これは、放射の勢いで袋が破れるのを防ぐためなので、なにとぞよろしくお願いしておく。
やってみる
モツ鍋はどうなるのか
動画の後半で、袋の中で粉まみれになった鍋セットが確認できる。
袋の中から取り出した鍋セットはこんな感じ。

せっかくのモツ鍋(想定)が台無し。

すみずみまでまんべんなく粉まみれ。
鍋は、よーく洗って粉を落とせば次のもつ鍋パーティーのときにも使えそうだが、カセットコンロはもうダメっぽい。
カセットコンロって水洗いしても大丈夫なのかな。
水洗いして一見キレイになったようでも、ガスの通り道に粉が詰まってたらヤバそうだよね。
やっぱりダメだろな。
まとめ
本物の粉末消火器を使った消防訓練では、消火よりもそのあとしまつに思いをはせてほしい。
「こんなことになるんだったら、台所の消火器は液体タイプにしとこう」
「調理するときはその場を離れないようにしとこう」
そういうことを思いついていただければ私としては嬉しいし、しめたもんなのだ。
【モツ鍋といえばこちら】
7/13 今日は何の日「な・い・ぞう」