消火器のピンが抜けたときの応急処置

このブログで一番人気なのは「消火器のピンが抜けちゃった(抜いちゃった)ときの対処方法」。
需要の途切れがないようで、数は少ないけれど毎日コンスタントに読まれている。
イグジットにもときおり、「消火器のピンが抜けた」という問い合わせの電話が入ることがある。

「ピンがなくなった」「壊れている」という場合もあるようなので、とりあえずの応急処置について書いておく。

かませる

要するに、放射のきっかけになるレバーを固定してしまえばいい。
くちばしのような黒いレバーが閉じないように、固めのものをかませておく。

かませるときのコツ

安全ピンが抜けると同時に、レバーのロックも外れてしまう。
このロック用パーツを元に戻し、それから固いものをかませておけばもうバッチリ。

ここで注意していただきたいのは、ロックパーツやかませたものが外れないようにガムテープなどで固定してしまうのはやめといたほうがいいということ。
なぜなら、イザ消火器!という緊急事態になったとき、固定されたガムテープをはがすのに手間取るから。

本来の姿に戻すには

ただし、これはあくまでも応急処置。
あやふやな状態はさっさと脱しよう。
そもそもピンがない消火器は消防法的にダメである。

元のピンがあればそれを使えばいいが、なくなっちゃったときはどうしたらいいのだろうか。
消火器メーカーによって形状が違うのでピタッと合うものを選ばなければならないし。

プロ直伝!部品を見るだけでメーカーを言い当てる特技を身につけるコツ

消防設備業者の工具箱には、日々の業務でコレクションしてきたはぐれピンがいくつか入っている。
タイミングがよければもらうことができる(かもしれない)ので聞いてみよう。

いろんなピンを持っている会社

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