見渡せば王子様だらけ!大分にあらせられる高貴な方々10選

 セレブ地帯

私の暮らす大分市には「王子町」というところがある。

ここらへんの建物や店舗には、名称に地域名がついていることが多い。
つまり「○○王子」。

イグジットの仕事は建物相手。
この地域の建物がお客さまになると、「○○王子様」という呼び方をすることになってしまうわけ。
なんだかちょっと気恥ずかしい。

お客さまへ送るデータに名前を付ける。
内容を簡単に表す名称に加え、判別しやすいようにお客さまの名称もつけ足す。
かくして、「○○王子様」と称したデータを恭しく献上することになる。

類似の周辺地域

王子町の周りには似たような名称の地域がある。

王子中町
王子北町
王子西町
王子港町
王子南町

当然ながらこの周辺地域にある建物にも「王子」がつく。
つまりいろんな王子がたくさん存在するということだ。

この王族地帯にどんな王子があらせられるのか。
恐れ多くも調べてみた。

「王子」の名を冠しがちなのはアパートやマンションなどの集合住宅。
建物の名称から、名前と国を推察してみた。
なお、「○○王子」と呼びたいので、名称の途中に「王子」がついているものは省いている。

あらせられる王子8選

①ルミネ王子→「光」王子(フランス)
実は、「ルミネ」という言葉がどこからきたのかはっきりしない。
たぶんここらへんの意味であろう思われるが、そうすると日本でいうところの「光源氏」ということができる。

②プランドール王子 →「成功する」王子(フランス)
これは固有名詞ではなさそうだ。
そういうお方である、ということだろうか。

③アスティオン王子 →「洗練された」王子(ギリシャ)
こちらも同じく、そういうお方。
王族なんだから洗練されているのは当然のような気もするが。

④サーパス王子 →「超越」王子(イギリス)
洗練されたお方に続き、超越したお方。
庶民にはうかがい知れぬなにかが、王族にはあるということだろう。

⑤ドーン・王子 →王子「様」(スペイン)
匿名希望なのか、ご本人の個性がまるで読み取れない。

⑥ドゥパレ王子 →「王宮」王子(フランス)
⑦パラッツォ王子 →「大邸宅」王子(イタリア)
高貴な方々は住まいの名前で呼ばれることがある。
わが国の「源氏物語」でも、桐壺更衣(きりつぼのこうい)や弘徽殿女御(こきでんのにょうご)など、住んでいる場所で呼ばれる人物を見ることができる。

⑧パールプリンセス王子→「真珠王女」王子(イギリス)
‥‥‥え?
男なの?女なの?
判別しづらいが、「そういうお方」ということで受け入れるしかあるまい。
ここでちょっと現実に立ち返るけど、アパートにこの名前を付けるとき違和感はなかったのだろうか。

さて。
東京北区にも王子という地域があり、ここにもまたたくさんの王子があらせられるようだ。

ほかの地域にも「王子」の名を冠した住所があるに違いないので、よかったら遊んでいただきたい。

おまけの2選(その他の王子施設)

⑨王子温泉
王子のためにしつらえられている、専用の温泉。
一見回文のようなネーミングの「王子温泉の温泉玉子」なんて商品が、入口で売られていたらぜひとも買いたいところだが、庶民に手の届くお値段だろうか。

⑩王子中学校
王子町には中学校があり、その名ももちろん「王子中学校」。
この学校にステキな男子が存在すれば「王子中の王子」と呼ばれることになる。
単に「王子中学校にいる王子」なのに、世界中の王子のトップに君臨したかのような誤ったイメージを招くことになりかねない。

ちなみに、かの大所帯アイドルの指原莉乃氏は、王子中学校の出身なんだとか。
この場合は「王子中の王女」と言え、プリンセス王子が現実となってしまうわけだ。
それにしてもややこしい話である。

王子と仕事する会社

公式サイトはこちら↓

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