前回までのあらすじ
夏休みは大阪旅行だよ!とコドモズをだまくらかして、大阪・阿倍野防災センターへ。
家族旅行とは仮の名の、防災研修旅行である。
前回は、防災センターの体験ツアーの目玉である、震災体験フロアのリアルな被災セットをご紹介した。
大阪・阿倍野防災センターにところどころ仕掛けてある小細工がオモシロい
大阪の脅威
防災センターの体験ツアーは被災セットをめぐるだけではない。
被災の原因になる地震の大揺れも体験できるのだ。
ツアー参加者が最初に案内されるのは、シアタールーム。
映画館のようなシートに全員が座る。
このシートが揺れるわけだ。

一見映画館のようだけど、全席にシートベルトつき。
スクリーンに映し出されるのは、「NHKスペシャル・シリーズ巨大地震~南海トラフと大阪」というタイトルでもついていそうな特番。
南海トラフも脅威だが、大阪の直下には上町断層というのがあるらしい。
ローカルで見すごされがちだが、脅威であることは間違いない。
大分県民の私にとっては上町断層なんか無関係だと思いがちだが、よく考えてみたら今現在その大阪に来てるんだった。
ローカル断層とはいえ油断はできない。
震度0と大地震
さて。
この番組に出演している女性アナウンサー、名前は「進藤レイ」。
震度0だなんて心強い。
なんて縁起のいい名前なんだろう。
街の人々に災害への備えをインタビューする女性レポーターの名前は「日比野そなえ」。
名前に劣らずご活躍の様子。
ところが、コメンテーターとして出演しているアバター風の男性が「大路シン」。
これはマズい。
地震関係の有識者なのかもしれないが、名前がいかん。
番組の途中ですが
大路氏の出演が災いしてか、番組中に大きな地震が発生する。
(視聴している我われも揺れを感じたということは、この特番は生放送だったんだね)
揺れが収まったところで、いよいよ本格的に体験ツアーが始まるのであった。