小学生の子どもにMGをやらせてみたい保護者の方へ

子どもにやらせるといいことづくめだと噂のMG。
だったらぜびうちの子にもやらせてみたい!と希望する保護者のかたもおられよう。

子どもがMGを体験すると、学校では教えてもらえない「会社の経営」というものを学ぶことができる。
お父さんやお母さんのやっている仕事のことがちょっとわかるようになる。
家計の仕組みもわかるようになる。
「仕入れてきたものを並べて売ってるだけなのに、どうしてお店は儲かるの?」がわかるようになる。
受け身のおこづかい制度から脱却し、利益をたたき出す攻めの家庭内起業とかもやれちゃう。

MGは、言ってみれば英才教育である。

事前にやっておくこと

子どもにMGをやらせる前に、これだけは伝えておこう。

やるのはゲームであること。
儲けかた(勝ちかた)を教わるところではないこと。
好きな社名を考えておくこと。
なぜやろうと思ったのか?を考えること。

あと肝心なのは、保護者がMGを体験して楽しんでいるということ。
その姿を見ていれば、子どもはたいてい「自分もやってみたい!」と思うはず。

子どもだけにMGをやらせたり、自分は好きじゃないMGを「せめてわが子だけは!」とやらせるのはNGだ。

「好きな名前でいいよ」と言われてとっさに思いついた社名。

ムスコの動機

小学4年生のムスコが行きたいと言うので、一緒に参加した。

ひと足先にMGをやり始めているムスメ商店。
姉であるムスメ商店から聞く話は、ゲームしながらオヤツやジュースは食べ放題・飲み放題。
会場を夜の街に移したオトナ気分の懇親会、バルーンのお土産もあったり。
そして「また行きたいなー」という感想。

MGって、そんなにいいところなの?
そんなにオモシロいんなら自分もやってみたい!

まぁだいたい、彼の動機はそういうやつ。

動機にいささかの不安はあるものの、実際のところはやってみなくちゃわからない。
ひょっとしたら隠れた商才が開花するかもしれないじゃん。

いやいや、そんなにうまくいくわけがない。
ゲームはそれなりに楽しめるだろうけど、後半の決算作業でくじけるに決まってる。
それをなだめすかしてやらせるのかと思うと‥‥メンドクサイな。

やってみたら

ところがやってみると、ムスコは意外な姿を見せた。ふだん親には見せない姿を。
子どもには複雑だと思われるルールを理解して、すぐに活用する。
小さいマス目に数字をちゃんと書く。
言われた手順を守る。
めんどくさい作業を投げ出さない。

くじけるであろう、投げだすであろうと予測された決算作業を乗り越えたのは、それに勝るゲームの楽しさのせい。
よっぽど楽しかったと見える。

回すのが楽しい。

今回は子どもの参加が多かったこともあり、インストラクターの先生がゆっくりペースで講義をしてくださった。

そして、製造業のお店が儲かる仕組みをこんなグッズを使って説明してくれるんだもの。
子どもでなくてもオモシロい。

POPの先生による、「3分でわかる!製造業の仕組み」的な講義。

インストラクター:得居裕江氏(たくらみ屋)

 こんなことも楽しい

学校では「ズル」に値する電卓が、MGではむしろ推奨されるというのも決算を乗り越えられた原因のひとつだったみたい。

足し算に電卓を使ってもいいの!?(喜)

学校で暗算やら筆算をやらされている小学生にとって、2桁ごときの足し算・引き算で大っぴらに電卓を使えるというのは嬉し恥ずかしな行為のようだ。

MGでは参加者のひとりひとりがそれぞれの会社の社長だ。
小学4年生の男子も社長。
子どもだからって理由のハンデはない。
オトナ扱いされるというのも魅力のひとつなんだろう。

懇親会で酔っぱらったオトナの話に、身を乗り出して聞き入る男子ズ。

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