使ったホースは干す。
ホスホース。
ダジャレが言いたいわけではない。
放水に使って濡れた消防ホースは干して乾かす。
濡れたままだと、ゴムを張った内側が劣化するだの金具が傷むだの、とにかくロクなことがないのだそうだ。
だから、火事場だろうがトレーニングだろうが、使ったら干す。
(ちなみに、イグジットが放水試験に使ってるホースはそこまで神経質に干さない。
試験で必要なのは既定の圧力が測定できること。それさえクリアできていればOKなので使用後はすぐさま丸めてしまう)
消防署の物干し場
ホース内の水分を抜くには吊るしておくのが一番。
長さが20mもあるので、二つ折りにしても10mの高さが必要になる。
というわけで大分市の消防署では、写真のように、4階建ての壁を利用してホースを干している。
何本もの長いホースが吊り下げられている光景は圧巻。
この光景はこうして真下から見上げるのがいい。
もうひとつの物干し
出張所なんかの、建物が小さい消防署では壁を利用して干すことができない。
そんなときにはホスポール。
だからダジャレじゃないってば。
ホントにそういう商品があるのよ。
ポール(柱)に干す。