ことあるごとに「自社ビルが欲しい!」と言い続けている。
とは言えそう簡単に実現する類のものではなく、イグジットはあいかわらず大家さんにお世話になっている。
オモシロ消防訓練のアトラクションがいっぱい!自社ビルを消防訓練テーマパークにしてしまうプラン
ちっとも実現しない自社ビルだが、言い続けているおかげで中身だけはしだいに具体的になってきている。
下の図を見ていただきたい。
今日もまた「自社ビルが欲しい!」とのたまい、手すさびに描いたこの「夢の自社ビル」。
ラフ図
場所は郊外。
鉄筋コンクリートの1階建て。
消防訓練を体験できる部屋が、2か所ある。
今後も随時増築予定。
消火体験
私には「本物の火を消してこそ、本当に役に立つ消火訓練だ!」という持論があるので、部屋の中で火を焚くつもりでいる。
裸火にふれる機会の少ない現代人にとって、燃え上がる炎の熱さや勢いを体験するってオモシロいじゃん。
これをやりたいからこその鉄筋コンクリート造。
燃え上がる火を粉末消火器で消火するんだけど、さすがにお客さんに粉まみれになっていただくのもアレなんで、火と消火器の間に汚れ防止のガードを設けたい。
点線で描いているのがそれ。
はしご体験
やろうと思ってもなかなかできないのが、避難はしごの体験。
はしごの設置されている場所はベランダ。
つまり、厳密には「共用部」なのに実質「プライベート空間」となっている場所だ。
だから訓練といえども気軽には使えない。
そんな避難はしごを、好きなときに使ってみることができるのがこのコーナー。
まず体験者には、屋上へと上がっていただく。
屋上に設置されたハッチからはしごを伝って降りてくる。
できたらここんとこ、避難器具のいろんなバージョンを用意したい。
緩降機とか救助袋とか滑り台タイプとか。
あと、消防署のイメージとしていまだ根強い「すべり棒」も。
すべり棒
あら、知らなかったの奥さん!?
すべり棒なんて、今じゃほとんど使われてないんですよ!
落ちるとか摩擦とか、すべり棒にはリスクが多い。
滑り降りることで稼いでいた出動時間は、通報とか指令のシステムで改善することができちゃったわけだ。
だいたいね、棒でひとりずつ降りるよりも、全員で階段から降りたほうが効率がいいでしょうが。