アッタリマエじゃん。
別の人間なんだから。
オカーサンの雑談
オカーサン同士の会話でよくある、「下の子は、上の子と違って○○○なのよー」。
同じ親から生まれてきて、同じ家で同じものを食べて育っているのに、ぜーんぜんタイプが違う!という話だ。
上の子はおとなしいのに、下の子は激しい。
上の子がやらなかったことを、下の子がこともなげにやってのける。
たいていはそんなこと。
不思議だよね。
同じように育ててるのにさ。
その子にはその子のなにかがあるんだろうねー。
なーんていう、他愛もないオカーサンがたの雑談である。
そしてそこから、長子あるある・末っ子あるあるとかいう話に流れていくこともある。
見えてくるそれぞれ
3人のコドモを育てているが、徐々に慣れを感じている。
危険作業を伴う工事現場なら、慣れからの油断で事故を起こすタイミングとでも言おうか。
おかげさまで我が家のコドモたちは、全員が大きなケガも病気もせず、やかましいくらいに元気よく育っている。
そして、それぞれが年を経るごとに特性を見せ始めている。
長子のムスメは家庭内商売で小遣いを潤し、真ん中のムスコは突発的な勢いがものすごい。末っ子は姉の商売根性に持ち前の大胆さを合わせもっている。
みんなそれぞれに違う。
ふたりの違い
2人目のコドモを持ったとき、その違いに一喜一憂した。
ムスメのときにはこんなことはなかったのに!ということが目白押しであった。
またその違いを楽しんでもいた。
「きょうだいでこんなに違うんだねー」
とはいってもちょっと待て。
彼らには、私が産んだというところ以外の共通項があるのだろうか。
性別も違う、生まれたタイミングも違う、産院も違う。
母親のスキルも違う、食べさせるものも違う、育てる家も違う。
ついでに、父親も違う。
むしろ違うとこだらけじゃないか。
「上の子と下の子、同じきょうだいなのに全然タイプが違う!」はアッタリマエだったのだ。
こんなことが今ごろわかるとはね。
余談
このブログではいくつかのカテゴリー分けをしているが、「生活の中の雑な小細工」と「社会訓練校という子育て法」はいっそのこと足して2で割ったらどうだろうかとか、考えている。
「生活の中の雑な子育て法」