車止めに当たるか当たらないかのギリギリで駐車するには、隣の車を見ながらバックすればよい。
隣の車を鏡がわりにするのだ。
車止めがあればバックで駐車するときも安心だ。
あれに当たるまで下がればいい。
とは言っても、あれに勢いよくボヨヨンと当たってしまうのはなんだかカッコ悪い。
乗車している全員がボヨヨンと揺さぶられる。シートに置いた荷物も落ちる。
運転席のドアを開けて大きく身を乗り出し、うしろの様子をうかがいながら下がるのもひとつの手だが、どうもスマートさに欠ける。安全性にも欠ける。
できれば車止めに当たる直前で止めたい。
せめて、車止めに軽く当たるくらいで止めたい。
だけど見えない。
そんなときは、隣の車に写る自分の車を見ながらバックすればいい。
黒っぽい車ならバッチリ見える。
白い車でも、まぁなんとかなる。
この方法がいいのは、乗り慣れていない車でもできるというとこ。
乗り慣れた車ならカンでなんとなかる車庫入れだが、初めて乗った車では距離の感覚がわからない。
でも鏡に写る姿を見ながらならできる。
一方、この方法がダメなのは、隣に車がないとき。
ガラ空きの駐車場だったらてんでお手上げなんである。