どうしても許せないもの。
どうしても許せないこと。
そういうのって、ある?
実は私には、どうしても許せないものがほどんどない。
「7つの習慣」を読んでからというもの、どうしても許せないものが激減した。
「7つの習慣」とは、スティーブン・R・コヴィー氏による成功哲学の本。
ビジネス書・自己啓発書としても読まれているベストセラーだ。
「7つの習慣」の手始めに、第1の習慣として「主体的である」というのがある。
これは、自分の人生の責任を負うということ。
要するに、「自分で種をまいて自分で刈り取れ」ということ。
「自分のケツは自分で拭け」と言い換えることもできる。
これが沁みてからというもの、どうしても許せないことが減った。
すべてのことは自分次第。
そうすりゃ自分以外のもののことで妙な感情を煽られることはない。
ましてや他人の言動に「許せない!」と憤ることなどない。
この概念を知る以前だったら「どういう神経なんだかまったくわからないッ!」とか「気が知れない!」とか、ムダに感情を高ぶらせていた。
元カレに振られた理由とか姑のひと言とか店員さんの態度とか。
でも今はすべてのことが「あぁ、そうしたいんだね」で済む。
なんとラクなことか。
コヴィーさん、ありがとう。
とはいえ、一番身近なものに対してはそうもいかず、コドモとか夫とかには一時的に感情を煽られてしまうことがあるのがどうもなぁ。