児童手当
子どもが生まれてから中学校を卒業するまでの15年間、保護者は児童手当というものを受け取ることができる。
子どもの年齢やきょうだいの数によって受給額は変動するが、雑に言うと子どもひとりにつき200万円ぐらいもらえることになる。
子育ての一番の責任者である保護者に、その責務を果たす足しにせよと支給されるわけなので、その使い道は保護者の自由。
貯蓄するもよし、塾に行かせるもよし、七五三の記念写真を撮るもよし、育ち盛りの食費にするもよし。
ご家庭によっていろんな形で活用していることだろう。
わが家の場合
わが家では児童手当をどうしているか。
わが家には3人の子どもがいるが、全員分をとりあえず貯蓄している。
貯めてさえいれば、イザというときにもどうにかなるだろうという浅い考えでの貯蓄だ。
進学するときの学費の足しにしようと考えているだけで、明確なプランがあるわけではない。
マイナスを少しでも減らせれば、といった感じ。
それがどうもしっくりこないのだ。
「これに使って、こういう効果を出す!」
そうハッキリ言えないからしっくりこないのだろうか。
MGと費用
話は変わるが、イグジットでも家でもMGを推奨している。
チームとして一緒に活動する人とはMGでの共通言語を使って意思疎通をしたいと考えている。
MGとは、会計の知識や経営の感覚を学べる体験型の研修。
それだけでなく、総合的な人間力もつくというから、MGはお得な研修と言わざるを得ない。
【MGについて】
上と前しか見ていない人たちが集まる場所
私はMGで、物事のとらえ方を自分でコントロールする力がつくと感じている。
ピンポイントで深く考えたり、全体を俯瞰して見たり。物事を見るレンズの調整レバーを自由に操れるようになる。
子どもにMGをやらせたい理由も、実はそこにある。
自分も子どもも、どんどんMGをやりたいと考えている。
しかし、MGには費用がかかる。
いや、この際だからもっとハッキリ言おう。
MGには金がかかる!
使い道
そうだ!
こんなときこそ児童手当を使おう。
子どもに投資するのだ。
会計知識、経営感覚、総合的な人間力。そしてレンズ調整レバー。
子どもたちにこれらを身につけさせ、社会へ送り出す。
それこそが保護者の第一義務的責任ではなかろうか。
児童手当は、子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
内閣府ウェブサイトより
児童手当は月額1~1.5万円。
これならだいたい3~4か月に1回のペースでMGができる。
児童手当をMGで使いつぶすのかという心配はしなくてよい。
MGをやれるのは四則演算ができるようになってから。投資するのは児童手当の後半だけ。
そもそも本人にその気がなければやらなくていいのだし。
スッキリしたところでまとめ
爽快だ。
これまでぼんやりとした目的で貯蓄していた児童手当が、キッパリとした投資資金となったのだ。
これで、心おきなくムスメ商店をMGに誘うことができる。