タイトルって大事だなぁ、という話。
突然ですが
次の3本の成人映画。
あなたならどれを観る?
「淫欲開花!魅惑のラブハウス」
「巨乳露出 たわわ搾り」
「人妻未亡人 不倫汗まみれ」
この3本の成人映画を、タイトルだけで「ジャケ買い」するとしたらあなたはどれを選ぶだろうか。
私のチョイス
私だったらこの2本。
「巨乳露出 たわわ搾り」
「人妻未亡人 不倫汗まみれ」
なぜか?
この2つのタイトルはターゲットが明確だからだ。
巨乳好き、人妻好きに合わせた内容であることがハッキリわかる。
(この場合、私の好みとか性癖とかは別の話である)
販売戦略
マーケティングではターゲットを絞れという。
ターゲットを絞ることで、伝えたい相手にメッセージが刺さりやすくなるからだ。
ブログも同じ。
書きたいことがうまくまとまらないときは、誰に向けて書くのかを明確にするといい。
とたんにスラスラと書きやすくなる。
特に読む人が真っ先に目にするタイトルは、その人に刺さるか刺さらないかで本文を読むかどうかが決まる。
本文にどんなにためになるお役立ち情報をしたためても、タイトルがぼやけていたら読んでもらう機会を逃してしまう。
選ばなかったやつ
「淫欲開花!魅惑のラブハウス」
成人映画のくせに今さら淫欲とは。
開花とはどういう状態か。
ラブハウスとはどんなところか。
どうとでも取れるようなぼんやりしたワードばかりが並んだこのタイトルからは、映画の内容がイマイチ伝わってこない。
だから選ばない。
タイトルって大事だなぁ。
別府南映劇場
古くから観光客や湯治客を受け入れてきた湯の街・別府。
さまざまな人間が出入りするこの街には、当然ながら夜の顔もある。
別府南映劇場は、そんな湯の街の成人映画館。
上映される映画の情報は、地方紙の映画案内のコーナーに他のシネコンと一緒に毎日掲載されている。
別府南映劇場はひとつの文化として大分県民に認められている成人映画館なのだ。たぶん。

こっちは3本とも観たい。