いざ避難!というとき、小さい子どもをどうやって連れて行くか?
とっさの一瞬なら抱きかかえて移動ができる。
しかし、移動距離が多く長時間ともなると抱える側も疲れてくる。
体の大きい子どもや大人を抱えて避難しなければならないときは、抱っこひもなどの道具を使うこともできず、もっと大変だろう。
そんなときにはこの「避難おんぶ」。
抱っこひもやおんぶひもなどの道具がなくても、しっかりと安定したおんぶができる。
安定の秘密は、おんぶする人の手の使い方。
ヒザの下から手を入れて、手首を握る。
たったこれだけのことをするだけで、ふつうのおんぶよりも安定感が格段によくなる。
上の人の体がおんぶする人の背中に密着するため、重心がブレずに安定する。
グラつかないから上の人は安心できるし、おんぶする人の疲れも少ない。
なんならこのまま走ってもいいくらいだ。