避難器具の取扱説明図を集めるのが好きだ。
そんな人、他にいるんだろうか。
我ながらニッチな好みだと思う。
一般の人でも見つけられる場所にある送水口のほうがよっぽどメジャーだ。
避難器具の取扱説明図は、避難器具が設置されている場所にある。
たいていは目立たない場所だ。
なかなか目にすることはない。
ましてやコレクションするほどなんて。
だからもう同好の士なんて期待していない。
自己満足だ。
「いい取説」とは
きのうの避難器具はよかった。
避難器具自体もひと昔前のタイプで珍しかったが、その説明図はもっとよかった。

モデルは安定の「ミニスカ若奥さん」。
モデルはスカートの中が見えちゃいそうで危なっかしい若奥さん。
無表情で愛嬌がないが、落ち着いて行動しているとも言える。
余談だが、この奥さんは使用方法その②で「はしごのピンを抜く」を落ち着いてやってるけど、本物のはしごではもっと身を乗り出さないとピンに手が届かない。
こう言っちゃなんだけど、よっぽど慣れてないとムリな行為である。

降りる様子の見えるスケルトン図。わかりやすくていい!
落ち着いた行動をとっているので、この若奥さんは速やかに階下に降りられることだろう。
スカートの中が見えちゃうことさえ気にしなければ。
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リアルな設定
だけどちょっと待て。
この若奥さん、落ち着いているように見えるがその足元は‥‥。

スリッパ!
部屋履きのスリッパのままはしごを降りているではないか。
よっぽど慌てて出てきちゃったんだね。
危なっかしくて見ていられないよ。
取扱説明図としてはリアルでいいけど。
それにしても、こういう取扱説明図っていったい誰が描いているんだろ。
どういう感じで描いているんだろ。
避難器具の取扱説明図を描いている人に会ってみたい。
【もっと避難器具の取説を楽しみたい】